募集中!!{令和06年12月~令和07年02月の月例山行}
12/1 寒霞渓の馬の背コース 小豆島 日帰り山行
寒霞渓の下山口、裏八景の終点の猪谷を少し入った所から左の尾根に取り付き稜線に上がります。猪谷池を直下に見て、そのまま三笠山方面に続く岩稜の一本道です。左側の谷を登って行くロープウェイを見ながら灌木の茂る凝灰岩の稜線を登ります。ルートは踏跡程度ですがペンキ表示やロープ等もあって迷うことはないでしょう。三笠山の岩壁手前でルートは右側をトラバースして裏八景上部の下山道に合流します。三笠山(寒霞渓頂上)まではあと少しです。登山時間は全部で5〜6時間です。
12/15 鷹羽ケ森(919m) 高知県 日帰り山行
高知県吾川郡いの町勝賀瀬に位置する標高919mの森林の山です。呼び方は(たかはがもり)と呼びます。仁淀川から北側に少し入った前方に集落が見える道路脇に駐車スペースがあります。ここが海抜28mの北谷登山口です。集落を抜け樹林帯を登って山頂までは3時間半程度かかるでしょう。山頂付近は伐採されており四国山地の展望は良いでしょう。下りは尾根続きの展望台に寄って下り、中腹で来た道に合流し戻るのが最短路ですが3時間近くかかるでしょう。標高差が大きいので低山としてはなかなかタフな山です。
1/12 石鎚山(1982m) 愛媛県 日帰り山行
毎年恒例の冬山登山です。気象庁によると12月、1月は平年並みの気温だということですが、最近、長期予報は当たらないので、この冬はどうでしょうか? たとえ新雪が少なくても二ノ鎖以上は凍結しているので、ピッケルとアイゼンは必要です。石鎚ロープウェイから登って夜明峠以降は樹々の霧氷が白い花が咲いたようにきれいです。石鎚山は岩山なので積雪状態によって難易度が変わり、上部で2m以上あると危険な山ですが50cm程度以下なら初心者でも楽しめる冬山入門の山です。トレースがしっかりしていると無雪期よりも楽に歩けます。
1/26 三嶺(1894m) 徳島県 日帰り山行
登山口は祖谷川上流の名頃です。例年だと登山口に雪がうっすら積もっている状態で、上部は50cmから1m程度でしょう。標高差は1000ⅿ余りあるので4〜5時間程度はかかります。山頂直下は急傾斜のトラバースがあるのでピッケル、アイゼンは必要です。特にトレースが無い時は注意しましょう。山頂の展望は360度。雪の多い年は、西側の天狗塚へと続く長大な尾根が真っ白に輝いて素晴らしい眺めです。白い台地に飛び出た三嶺山頂は四国でも折指の美しいピークです。
2/9 大山(1709m) 鳥取県 日帰り山行
恒例の冬山訓練登山です。ピッケル、ワカン、スノーシュー等雪山用具を使用します。今年は例年並みの寒気が入るとの予報なので、夏山登山口で1.5m程度の積雪があると思われます。途中の階段や上部のキャラボクもすべて雪に埋もれているでしょう。山頂の避難小屋も3m程の雪に埋もれていてアイゼンで屋根の上を歩かないよう注意しましょう。この頃、大山弥山山頂は晴れれば天国、荒れれば地獄です。6合目付近の稜線で撤退するかどうか判断しましょう。弥山からの剣ヶ峰への純白の稜線は、北アルプスにいるような錯覚をさせる素晴らしい眺めです。
2/23 天狗塚(1812m) 徳島県 日帰り山行
奥祖谷の西山林道が使えれば標高差800m程度なので楽に登れるでしょう。雪が多くて麓の久保影からだと1100m以上雪道を歩くことになるのでかなり大変です。冬はあまり人が入っていない山域なのでトレースがないかもしれません。例年なら稜線は1m以上の雪に覆われて多少の雪庇も出ているでしょう。天狗塚山頂は三角形のきれいなピークです。さほど急ではないので滑落の心配はあまりありませんがアイゼン、ピッケルは必要です。南国の山なので年によっては全く雪がなくがっかりさせられることもあります。
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今日は11月28日、四国には南回りで寒気が入って、瀬戸内側は小雨の降る冬の寒さでした。ライブカメラを見ると、シラザ峠で10cm以上の積雪、明日は冬型が強まって中腹以上はさらに積雪が増えそうです。また明日以降やっと寒気が本州にも降りてくるようで、スキー場関係者もほっとしていることでしょう。冬山に行かなくなった末期登山者の私でも、やっぱり雪山は気になるのです。なので明日タイヤをスタッドレスに変える予定、しかし、行き先は堂山か竜王山。「お前いいかげんにしろよ」と思いつつ猫とコタツが手放せない( ^ω^)・・・。二階へ上がる階段バットレスが毎日つらい高齢者になってしまいました。 (久米記)