2023年03月01日

山行予定 3月~5月

募集中!!{令和05年03月~令和05年5年の月例山行}

3/5 西三子山  (徳島県) 日帰り山行
西三子山(1349m)をにしみねやまと呼べるのはおそらく地元の登山者だけでしょう。かつては福寿草の群生地として知られていましたが、現在はほぼ絶滅状態のようです。登山口は上勝町奥の県道16号八重地トンネルを西側に10分程下った川沿いに数台のスペースがあります。谷を渡って急斜面を登ると山腹のトラバース道に変わり、後山峠に到着。樹林の稜線を緩やかに登って行くと石灰岩の散らばる展望のいい山頂に到着します。登り2時間10分、下り1時間45分、標高差500mあまりのハイキングコースです。

3/19 笠形山  (まんのう町) 日帰り山行
笠形山(762m)は土器川上流の琴南公民館先の橋を左に渡って、県道39号国分寺中通線に入り、標高340mの尾根を越えた分岐点の林道を右折し、1kmほど走ったところが登山口です(路肩駐車)。 ここから1時間10分で山頂直下の鞍部到着、そこから直進5分で三角点の762 m、鞍部から反対側に15分で775mピークです。双方とも樹林の為展望はききません。また、この先、東に向かって5km先まで同じような高さの尾根が続き台形状の山体を形成しています。

4/2 紫雲出山  (三豊市) 日帰り山行
この山はシウデヤマと呼ばれています。標高は352m、県西部の荘内半島の真ん中にあり、山頂付近は古くから桜の名所となっています。近年、車による観光客が多過ぎて、3月末〜4月上旬までは山頂駐車場が事前予約となっており、止めることができません。人混みを避けるためにも、西側の半島先端部に近い箱峠の駐車場に車を置き、登り1時間10分、下り50分の往復登山が良いでしょう。また、駐車場より半島先端部の三崎灯台までは往復2時間20分です。

4/16 奥白髪山  (高知県) 日帰り山行
山頂は標高1469m、早明浦ダム手前の行川林道、冬の瀬登山口駐車場から、登り1時間30分ほどのコースです。林道を200m登り、右の谷沿いに登って行きます。近年、登山道は荒れており、渡渉箇所が連続します。また、岩の表面にぬるぬるした苔が付いており、滑らないよう注意が必要です。沢を登りきると、傾斜が弱まり広い稜線に出ます。ヒノキの大木に覆われ、四国では他に見られない幽玄の森が広がります。シャクナゲの藪を抜けて、尾根が痩せてくると橄欖岩の間に白骨林が散らばる山頂です。南側の展望が開けています。

5/3~5/7 乗鞍岳・焼岳  (岐阜県高山市) 宿泊山行
標高3026mの乗鞍岳、この時期はまだ畳平までバスは運行しておらず、乗鞍スカイラインは除雪中です。長野県側の乗鞍高原から上部の三本滝駐車場(1820m)に車を置き、バスに乗って位ケ原山荘までいくことができます。積雪はここで例年2m程度。森林限界上の雪の大斜面を4時間くらい登るので天候悪化には要注意です。焼岳(2455m)へは新中野湯登山口駐車場(1600m)から登ります。最初は森林帯、後半は急な残雪の斜面を登り最後は岩稜です。トレースが多いのでルートは明確です。ただ双方とも雪崩や滑落事故が起きているので慎重に行動しましょう。

5/21 雪彦山  (兵庫県姫路市) 宿泊山行
雪彦山(915m)へは姫路市の中国道夢前スマートインターを降り、県道を夢前川に沿って北上します。終点近くの坂根村に登山口(標高270m)があります。山頂までは奇岩怪岩が連なる関西でも人気の山で、多くの登山客に親しまれており、山頂までは2時間半~3時間程度です。鎖場や岩場が多いので、濡れているときは要注意です。

陽差しが強くなってようやく春めいて来ました。3月は日照時間が長くなり気温も上がって雪山を楽しむには最もいい季節です。石鎚や大山、八ヶ岳や奥秩父などは、まだ雪もたっぷりあって手軽に登れる雪山入門コースです。一方、里山は一年で最も楽しめる季節。菜の花咲く山麓を辿り、桜の下をくぐって登る陽だまりの山頂は年寄りには最高の贅沢な時間。鼻先や耳がつんつんと凍える雪山より、メジロやウグイスが飛び回る心地良い環境に足が向くのは私だけでしょうか?庭のコブシやサクランボの花が恋しい今日この頃です。               (猫太郎 記)







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2023年02月22日

水曜会日記 2023/02/22

8名参加。

●山行報告:

・月例山行
2/19(日)三嶺は、悪天候のため中止。

・個人山行:
2/22(水)大川山(まんのう町)兼島、快晴、積雪無し、山頂の気温3度。
2/22(水)傾山、眉山、鳥越山(高瀬町)愛宕山(琴平町)、2名。快晴。

●山行予定:
個人山行:
2/26(日)天狗塚(徳島県)参加者:4名。OHR宅朝7時集合。

●その他:
今年の国体は9月に鹿児島県で開催予定。今年度の山行計画(令和05年06月~令和06年05月)
案① 四国の山稜を繋ぐ。②県境尾根を繋ぐ。③その他。木村会長がグループLINEで会員に募る。
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2023年02月15日

水曜会日記 2023/02/15

8名参加。

●山行報告:

・個人山行:
2/11(土)塔の丸 2名。貞光道の駅で合流(8:00)剣山スキー場10:00出発。傾斜の急な樹林帯を通り稜線へ。スノーシューとワカンで登る。稜線には他の登山者4~5名がテントを設営していた。山頂の積雪は40cmくらい。スキー場には子供連れが雪遊びに来ていた。

●山行予定:

・月例山行:2/19(日)三嶺 いやしの温泉から登山開始予定。4名参加希望。2/18(土)午後8時にOHR宅に集合する予定。各自テントと朝食を用意すること。最終決定は、2/18(土)の午後12時。共同装備で、水、やかん、コンロを準備する。

・個人山行で、3月半ばに八ヶ岳の赤岳鉱泉のアイスキャンデーを登攀する計画。3/16夜出発、3/17赤岳鉱泉泊、3/18硫黄岳を登山、その日のうちに下山して諏訪市内で宿泊する予定。2名参加予定。
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2023年02月08日

水曜会日記 2023/02/08

8名参加。

●山行報告:
月例山行:
2/5 (日)伊予富士 参加者:3名。快晴。旧寒風山トンネルの登山口は積雪数センチ。9時半登山開始→桑瀬峠10:35 風が強い→山頂12:35 無風、気温5度くらい。全体に雪の状態は落ち着いていたが、山頂直下はチェーンアイゼンはあまり役に立たなかった。
2/4(土)大山JMSCA研修 AM:座学 PM:南光河原で訓練
2/5(日)AM:検定(冬山装備一式) PM:座学
講師:堤氏、岩佐氏、野村氏→冬山はツェルト、スコップ、アイゼン、ロープは必携。
雪の急斜面のジグザグ登攀、下降時のピッケルの使い方についての指導があった。

●その他:今年の四国登山大会は、高知県担当で9月か、10月の予定。
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2023年02月05日

月例山行:伊予富士山行報告

月例山行:伊予富士山行報告 令和04年02月05日(日)
参加者:3名
天候:晴れ

登山口発09:37→桑瀬峠発10:49→伊予富士山頂着12:37→同発13:28→登山口着15:35

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先週に続きまた雪山へ。今回は願っても無い快晴の中の雪山登山。先週の雪辱をやっと果たす。
OHR氏宅を朝7時過ぎに出発、西に向かって高速を走り、寒風山トンネルを抜けて瓶が森林道を上る。

林道はやはり所々凍っていてタイヤが滑りそうだが、NGC氏の運転は慎重そのもので安心。旧寒風山トンネルの前の駐車場はかなり埋まっている。天気が良いので登山者が多い。アイゼン等装着して登山開始したのは、午前9時半過ぎ。登り初めの急斜面は凍っていて氷が透けて見える。桑瀬峠に着く頃には大汗をかいていた。吹きさらしの峠も風があるが、蒼い空を見上げながら、休憩を取る。

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360度の眺望を楽しみながらの稜線歩きは、トレースもしっかりしていて風も無く快適そのもの。

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北側には綺麗な水平線が見え、東も南も山々の稜線が遙か向こうにくっきりと望める。これほど天候に恵まれた山行は随分久し振りだ。桑瀬峠から一時間ばかり歩いて小高いピークを越えると、今日の目的地の伊予富士の姿が現れた。山頂が見えてからの伊予富士の麓はなかなか着けない。山はそんなものだと…

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山頂直下の鞍部で昼食休憩とした。同じ場所で一組のカップルが同じように昼休憩をとっていた。ガスコンロで湯を沸かし、カップ麺とスープを作っていた。そう言えば、わが山の会は、日帰り山行ではガスコンロを使うような休憩をしないなあと考えていた。私の個人山行では、友人がよくコンロを使ってコーヒーとかを入れてくれている。山の会でもやったらいいのに…

ゆっくり休憩してから山頂直下の急斜面を登り出したが、中ほどまでは問題無く行けたけれど、傾斜が急になるほどに、私の足許がおぼつかなくなってきた。雪を甘く見て12本爪のアイゼンを車に置いてきたので、私はチェーンアイゼンしか付けておらず、急斜面の深い雪ではあまり用をなさない。疲れているので、踏ん張る足にも力が入らず、何度も滑りそうになる。這々の体でやっとこさ頂上まで登った。

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頂上は風も無く、暖かくて素晴らしい眺望だったが、私は下りが気になって仕方が無い。チェーンアイゼンでは無事に降りられるかどうか…OHR氏が心配して自分の持っている12本爪アイゼンを貸してくれた(幸いにも長さを調節出来るタイプのものだった)ので、それを装着して降りたが、足許の安定感はチェーンアイゼンとはまるで違い、安心して足を出せた。

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ギアの選択は重要なのだと思い知った。そのOHR氏は登り同様チェーンアイゼンのまま降りたのだから、やはり雪山に慣れているという事の違いなのだろう。
山頂直下の鞍部まで降りれば、あとは登り同様チェーンアイゼンに付け替えて快適に歩いて行ける。

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天気が良いので、下りもたくさん汗が出て、目にしみる。桑瀬峠で小休止を取り、景色を楽しみながらひたすら降りる。

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登山口付近は日陰になっているせいか、雪のついた氷になっているので用心しながら降りていく。

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今回は天候に恵まれて、快適な山行になった。私自身は反省すべき点があったけれど…同行者のお二人には感謝しています。

兼島 記

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2023年02月01日

水曜会日記 2023/02/01

10名参加。

●山行報告:

・個人山行:
1/29(日)腕山(かいなやま)徳島県 3名参加。井川スキー場から登山開始。登山口を12時半くらいに出発したが、全くトレースが無いうえに雪が深くてラッセルに苦労した。山頂手前で15時を過ぎたので、時間切れで引き返した。17時頃登山口に到着。
1/29(日)竜王山(毛無山→塔の丸→竜王山に行く先を変更)3名。相栗峠8:40(ワカン使用)積雪50cm以上あった。阿波竜王13時半着。14時頃下山開始して16:20相栗峠に帰着。讃岐竜王と阿波竜王の間は踏み跡が無く、ラッセルした。
1/28(土)毛無山、3名
1/09(月)雨乞山(三重県)3名
1/30(月)工石山(高知県)3名。頂上付近は積雪あり。

●山行予定:
2/5(日)伊予富士 参加希望者:3名 ワカン携行予定。
2/4(土)~2/5(日) 大山JMSCA指導者研修会、KMR参加予定

●その他:2023年6月以降の山行計画に取り掛かる。
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山行予定 2月~4月

募集中!!【令和05年02月~令和5年04月の月例山行】

2/5 伊予富士 (愛媛県) 日帰り山行
四国で最も手軽に冬山を楽しめるのが伊予富士(1756m)と隣の寒風山(1763m)です。登山口は旧寒風山トンネル南口の駐車場、スタッドレスタイヤを履けば、標高1120mまで比較的安全に行くことができるでしょう。ここから桑瀬峠までは足首程度の積雪なら約1時間、さらに頂上までは2時間程度かかるでしょう。平年なら、山頂下で締まった雪が1m程度、霧氷の付いた低木林がきれいです。山頂直下の急登をこなすと360度の展望台、伊予富士山頂です。

2/19 三嶺 (徳島県) 日帰り山行
この時期は麓の名頃登山口(900m)にもうっすらと雪があるでしょう。三嶺山頂(1893m)までは標高差1000m、無雪期は3時間半で登れますが、冬季は山頂で1,5m程度の積雪が予想される為、5 〜6時間は見ておいた方がいいでしょう。中腹のダケモミの丘までは足首程度の積雪ですが、その先は急に深くなり、樹林帯を抜けると膝下までもぐるようになるでしょう。特に、山頂稜線下の大岩下部のトラバース地点は、左側が急斜面になっているので細心の注意が必要です。稜線に出て、左に20分程度で四国折指の大展望を誇る三嶺の山頂に到着です。

3/5 西三子山 (徳島県) 日帰り山行
西三子山(1349m)をにしみねやまと呼べるのはおそらく地元の登山者だけでしょう。かつては福寿草の群生地として知られていましたが、現在はほぼ絶滅状態のようです。登山口は上勝町奥の県道16号八重地トンネルを西側に10分程下った川沿いに数台のスペースがあります。谷を渡って急斜面を登ると山腹のトラバース道に変わり、後山峠に到着。樹林の稜線を緩やかに登っていくと石灰岩の散らばる展望のいい山頂に到着します。登り2時間10分、下り1時45分、標高差500mあまりのハイキングコースです。

3/19 笠形山 (まんのう町) 日帰り山行
笠形山(762m)は土器川上流の琴南公民館先の橋を左に渡って、県道39号国分寺中通線に入り、標高340mの尾根を越えた分岐点の林道を右折し、1kmほど走ったところが登山口です(路肩駐車)。 ここから1時間10分で山頂直下の鞍部到着、そこから直進5分で三角点の762 m、鞍部から反対側に15分で775mピークです。双方とも樹林の為展望はききません。また、この先、東に向かって5km先まで同じような高さの尾根が続き台形状の山体を形成しています。

4/2 紫雲出山 (三豊市) 日帰り山行
この山はシウデヤマと呼ばれています。標高は352m、県西部の荘内半島の真ん中にあり、山頂付近は古くから桜の名所となっています。近年、車による観光客が多過ぎて、3月末〜4月上旬までは山頂駐車場が事前予約となっており、止めることができません。人混みを避けるためにも、西側の半島先端部に近い箱峠の駐車場に車を置き、登り1時間10分、下り50分の往復登山が良いでしょう。また、駐車場より半島先端部の三崎灯台までは往復2時間20分です。

4/16 奥白髪山 (高知県) 日帰り山行
山頂は標高1469m、早明浦ダム手前の行川林道、冬の瀬登山口駐車場から、登り1時間30分ほどのコースです。林道を200m登り、右の谷沿いに登って行きます。近年、登山道は荒れており、渡渉箇所が連続します。また、岩の表面にぬるぬるした苔が付いており、滑らないよう注意が必要です。沢を登りきると、傾斜が弱まり広い稜線に出ます。ヒノキの大木に覆われ、四国では他に見られない幽玄の森が広がります。シャクナゲの藪を抜けて、尾根が痩せてくると橄欖岩の間に白骨林が散らばる山頂です。南側の展望が開けています。

1/28現在、外では雪が舞う寒い日々が続いています。最高気温が5度前後、あと1週間くらいが寒さのピークのようです。竜王山から大川山にかけて讃岐山脈はまた雪景色に戻りました。タイヤはすでにスタッドレスに換えているのですが、どうも気分が乗らず山に行けません。体調が悪く、長らくお家生活をしていたせいで思考が猫化しているようです。いつも暖かい所に移動して、雪山なぞとんでもないと・・・。それに反して、今年40歳になる娘は元気なもので、寒風の中で、今だにテニスの大会に出ていたようです。試合後、元、高商女子テニス部の先輩から 「●●(娘の名前)!ちょっと茶、しばきに行こか!」「そやな、しばこか~」とその後長々と喫茶店で女子会をやったそうです。若いってのはいいなあ・・・と思う年寄りが一人ここにいます。 (久米 記)












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2023年01月29日

個人山行 腕山(かいなやま:徳島県)山行報告

個人山行 腕山(かいなやま:徳島県)山行報告
令和05年01月29日(日)
参加者:OHR、NGC-H、KNSM

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前週の月例山行:高清水高原に参加できなかったので、どこか近場の雪山に行こうという事で、急遽徳島県の井川スキー場のある腕山に登る事になった。朝早い段階では空は晴れて幸先の良い出だしだったが、山に近づくにつれ段々雲が広がってどんよりとしてきた。希望通りに道すがらの雪は多くなり、スキー場のある腕山の手前はすっかり雪に覆われていた。

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おまけに、スノーボード目当ての若者達の車が、除雪している車道なのにスタックして前を塞いで先に進めない。ちょっと手間取ったが、道幅が広いのでそのすぐ横を通り抜ける事が出来た。駐車場に着いたら、既に100台以上の車が並んでいた。

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登山口を間違えて15分くらいロスをし、ゲレンデ横を登って行こうとするが、トレースが全く無いので、スノーシューを装着していてもO氏の膝くらいまで簡単に埋まってしまう。この時点で既に正午近くになっていた、何しろ集合場所のO氏宅を出たのが午前9時を過ぎていたので…

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O氏が先頭を行き、ワカンを付けたN氏が2番手、アイゼンしか無い私は最後尾で深い雪の中を登って行く。

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先行者がトレースを着けていてくれても、柔らかい雪の中では右に左によろめいてしまってなかなかスムーズには進めない。予想以上に時間がかかってしまう。山頂まで半分くらい来た所で、立ったまま昼食休憩を取る。その間に後ろになっていた(GPSのバッテリー交換に手間取って、私の後ろになっていた)N氏がO氏に代わって先頭のラッセルを買って出てくれた。

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 曇ってはいるが、風も弱く、降る雪もちらつく程度でさほどに状況は悪くないが、ずっと樹林帯なので眺望は全く無い。木々の間を縫って深雪の中をゆっくりと進んでいく。

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 傾斜がきつくなったあたりで、O氏が少し休もうと言い、立ち休憩を取りながら、この先進むかどうかの相談になった。この時点で午後3時前だが、山頂まで行くと私のYAMAPPデータでは午後3時40分の山頂到着予定になっていた。下りの時間も考慮すると、下山が午後5時を過ぎそうなので、暗くなってきて危険だという事で、そこから折り返そうという判断になった。O氏も長時間の先頭ラッセルで疲れていたのだろうと思う。

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 自分達の踏み跡を辿りながら下山してきたが、何度か躓いて転びそうになる。新雪はふかふかしていて軽く、歩くのは気持ちの良いものだが、流石に全くトレースが無いとこれほど歩きにくいものなんだと思い知る。O氏は疲れていても、岡山辺りの遠くまで行かずともここなら近くて十分新雪歩きを楽しめるな、と感想を漏らしていた。
 登山口に帰り着いたのは、午後4時半頃で、既にスノボ組の若者達は続々と帰り支度をしていた。

 今回、無雪期・積雪期を通して初めて途中撤撤退を経験したが、やはり勇気ある撤退が肝要と知った。安全に山を楽しむ心得として一番重要な要点だと思う。無理をして遭難したり、怪我をしたりしては粋な遊びも無粋な行動になってしまう。今後の指標にしたい。動向して頂いたO氏にN氏に感謝したい。

兼島 記
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2023年01月25日

水曜会日記 2023/01/25

6名参加。

●山行報告:
月例山行 1/22(日) 高清水トレイル 天候:午前中は晴れていたが、午後から曇った。参加者4名。
高松を朝6時に出発し、登山口の人形峠に9時前に到着した。
人形峠から登山開始、3時間ほどなだらかな登りを歩いて展望台まで行き、そこから伯州山まで1時間くらいので
折り返して午後3時頃下山完了し、高松着は夕方6時半頃。概ね天気が良くて快適だった。

●山行予定:
個人山行:1/29(日) 毛無ケ山(岡山県) 3名。
同じく、個人山行:1/29(日) 腕山(徳島県) 3名。
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2023年01月18日

水曜会日記 2023/01/18

10名参加。

●山行報告:
・個人山行:1/1~1/4 九州の久住方面(三股山、平治岳、北大船山)
 参加者:OHR、SMD、NGC-H、ISD
 1/2(月)長者原より三股山、積雪あり、晴天。登山口でSMDさんが行動食のみ盗まれた。法華院温泉泊。
 1/3(火)坊ガツルを横切って大戸越から平治岳を往復。大船山の北峰までで下山。法華院温泉泊。
 1/4(水)下山して高松へ。

・その他:1/6~1/9 岳連アルパインクライミング研修会で八ヶ岳へ。
 参加者:KMR、SG、IZM。1/7(土)赤岳鉱泉泊。1/8(日)赤岳縦走の後下山。(朝5時半から夕方5時半の12時間の
歩行)

●山行予定:
1/22(日)高清水トレイル(岡山県鏡野町)人形峠まで約4時間、院庄ICから上齋原をへて人形峠(735m)
高清水高原から伯州山(950m) 高松円座集合朝6:00 参加予定者4名。
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