月例山行:伊予富士山行報告 令和04年02月05日(日)
参加者:3名
天候:晴れ
参加者:3名
天候:晴れ
登山口発09:37→桑瀬峠発10:49→伊予富士山頂着12:37→同発13:28→登山口着15:35
先週に続きまた雪山へ。今回は願っても無い快晴の中の雪山登山。先週の雪辱をやっと果たす。
OHR氏宅を朝7時過ぎに出発、西に向かって高速を走り、寒風山トンネルを抜けて瓶が森林道を上る。
OHR氏宅を朝7時過ぎに出発、西に向かって高速を走り、寒風山トンネルを抜けて瓶が森林道を上る。
林道はやはり所々凍っていてタイヤが滑りそうだが、NGC氏の運転は慎重そのもので安心。旧寒風山トンネルの前の駐車場はかなり埋まっている。天気が良いので登山者が多い。アイゼン等装着して登山開始したのは、午前9時半過ぎ。登り初めの急斜面は凍っていて氷が透けて見える。桑瀬峠に着く頃には大汗をかいていた。吹きさらしの峠も風があるが、蒼い空を見上げながら、休憩を取る。
360度の眺望を楽しみながらの稜線歩きは、トレースもしっかりしていて風も無く快適そのもの。
北側には綺麗な水平線が見え、東も南も山々の稜線が遙か向こうにくっきりと望める。これほど天候に恵まれた山行は随分久し振りだ。桑瀬峠から一時間ばかり歩いて小高いピークを越えると、今日の目的地の伊予富士の姿が現れた。山頂が見えてからの伊予富士の麓はなかなか着けない。山はそんなものだと…
山頂直下の鞍部で昼食休憩とした。同じ場所で一組のカップルが同じように昼休憩をとっていた。ガスコンロで湯を沸かし、カップ麺とスープを作っていた。そう言えば、わが山の会は、日帰り山行ではガスコンロを使うような休憩をしないなあと考えていた。私の個人山行では、友人がよくコンロを使ってコーヒーとかを入れてくれている。山の会でもやったらいいのに…
ゆっくり休憩してから山頂直下の急斜面を登り出したが、中ほどまでは問題無く行けたけれど、傾斜が急になるほどに、私の足許がおぼつかなくなってきた。雪を甘く見て12本爪のアイゼンを車に置いてきたので、私はチェーンアイゼンしか付けておらず、急斜面の深い雪ではあまり用をなさない。疲れているので、踏ん張る足にも力が入らず、何度も滑りそうになる。這々の体でやっとこさ頂上まで登った。
頂上は風も無く、暖かくて素晴らしい眺望だったが、私は下りが気になって仕方が無い。チェーンアイゼンでは無事に降りられるかどうか…OHR氏が心配して自分の持っている12本爪アイゼンを貸してくれた(幸いにも長さを調節出来るタイプのものだった)ので、それを装着して降りたが、足許の安定感はチェーンアイゼンとはまるで違い、安心して足を出せた。
ギアの選択は重要なのだと思い知った。そのOHR氏は登り同様チェーンアイゼンのまま降りたのだから、やはり雪山に慣れているという事の違いなのだろう。
山頂直下の鞍部まで降りれば、あとは登り同様チェーンアイゼンに付け替えて快適に歩いて行ける。
山頂直下の鞍部まで降りれば、あとは登り同様チェーンアイゼンに付け替えて快適に歩いて行ける。
天気が良いので、下りもたくさん汗が出て、目にしみる。桑瀬峠で小休止を取り、景色を楽しみながらひたすら降りる。
登山口付近は日陰になっているせいか、雪のついた氷になっているので用心しながら降りていく。
今回は天候に恵まれて、快適な山行になった。私自身は反省すべき点があったけれど…同行者のお二人には感謝しています。
兼島 記