三ヶ上(1062m)と無名峰(1121m)
2023年2月27日 快晴 3名
2023年2月27日 快晴 3名
林道除雪終了点7:10-三ヶ上8:50-無名峰9:55-三ヶ上11:00-林道除雪終了点12:20
雪山を求めて、再び岡山県北の山へ行った。
「上斎原と下斎原の境にそびえる三ヶ上は地域のシンボル的な山である。山頂周辺には役行者坐像と不動明王立像の2体の石仏がある。天正(安土桃山時代)の年号が刻まれ山岳信仰の霊山であった。」と鏡野町出版の鏡野町登山ガイドに記載されている。
頭上には雲一つない青空が広がっている。気温は-5℃。車で上齋原から林道を除雪終了地点まで登り、ここから歩き出す。最初は、緩やかに登る林道を歩いていく。
30分も歩くと車が3~4台止めることができそうな所に着いた。ここが本来の登山口のようだ。登山口から広い登山道を緩やかに登って行く。歩いていくうちに段々と汗が出てきた。トレースがしっかりついていて、雪も踏み固められている。標高を上げていくと、周囲の山が見えだした。段々と傾斜が増してきて、周囲の木々も疎らになったところで頂上に着いた。
頂上は広く、鏡野町登山ガイドにも書かれているように石仏2体が鎮座していた。頂上から西北西に真っ白な大山が見える。花知ヶ仙、泉山、蒜山も見えている。真っ青な空の下、白く輝く峰々がはっきりときれいに見える。
少し休んでから妹山に向かう。三ヶ上から急斜面を約100m降下し、150m登り返す。トレースがなくなり、ここからワカンを着けて歩いて行った。フカフカだったり、ガリガリに締まっていたり、トレースのない道は楽しい。
1時間ほど歩いて、1121mの無名峰に着いた。今日はここまでとして、頂上でゆっくり展望を楽しんだ。引き返す時には、もう雪が緩んできていた。気温が高くなり、春の山のようだ。
再び三ヶ上の頂上に戻ると、2人の登山者がきていた。緩んだ雪の道を足元に気をつけながら下山した。今日は終日、快晴無風の登山となった。