2023年03月05日

大山 山行報告

大山 山行報告
2023年3月5日
報告者:松岡義史

 3月5日(日)、ランニング仲間4人で大山に登ってきた。みんな登山は初心者なので、天気の良い日を狙っていたら、この日は晴天で気温も高いとの予報になったため、出かけて行ったものだ。

香川を朝5時頃に出発し、麓には8時前に着いた。割りと早めに着いたつもりだったが、南光河原駐車場は既に満車だったため、近くの別の駐車場に車を停めた。道路上には雪は無かったが、夏山登山口からはいきなりかなりの積雪があったため、最初からアイゼンを着けて8時過ぎに出発した。朝早いのに、前にも後ろにもかなりの登山客が登っていく。上から下山してくる登山客もかなりいた。ご来光を見るために早朝から登っていたのだろう。

 1時間ちょっと登って六合目避難小屋に着き、そこで少し休憩する。展望が開けているので、数多くの登山客が登っていくのが分かる。

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 六合目避難小屋からは1時間足らずで弥山山頂に着いた。登山口からは10分ほどの休憩時間を除いて、ちょうど2時間の登りだった。頂上避難小屋の周辺では既に多くの登山客が休んでいた。
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 天気が良かったため、弥山山頂からは東側に剣ヶ峰方面の素晴らしい展望を見ることができた。

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 剣ヶ峰まで行けるかどうか、遠くからでは雪の状態が良く分からないが、行けるところまで行ってみようということで狭い尾根を歩いていく。既に何人かは剣ヶ峰まで行っており、トレースは着いているので、それを慎重にたどっていく。

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だが、気温が高いせいか、雪はだいぶ緩んできており、崩れ落ちる気配も出てきたので、初心者を連れて行くのは危険すぎると思い、途中で引き返した。

 弥山に戻って昼食をとり、記念撮影をした後、そろそろ下山しようとしていたら、なんとOHRさん、SMDさん、NGCさん、NTさんの4人連れパーティーにばったり出会った。お互いに来ることは知らなかったので、まさかこんな所で会うとは思わなかった。

しばらく世間話してから、12時半ごろに下山を開始した。空はずっと快晴で、下っていると美保湾方面がきれいに見えた。

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途中、六合目避難小屋で少し休憩しながら、14時頃に登山口まで降りてきたから、下りは1時間半程度だった。
 下山後は、いつものように登山口の近くの豪円湯院で温泉に入って疲れを癒した。
溝口インターへ帰る途中で振り返ると、青空にくっきりと浮かび上がる伯耆富士の姿がきれいだった。

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2023年02月27日

三ヶ上(1062m)と無名峰(1121m)

三ヶ上(1062m)と無名峰(1121m)
2023年2月27日 快晴 3名

林道除雪終了点7:10-三ヶ上8:50-無名峰9:55-三ヶ上11:00-林道除雪終了点12:20

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雪山を求めて、再び岡山県北の山へ行った。

「上斎原と下斎原の境にそびえる三ヶ上は地域のシンボル的な山である。山頂周辺には役行者坐像と不動明王立像の2体の石仏がある。天正(安土桃山時代)の年号が刻まれ山岳信仰の霊山であった。」と鏡野町出版の鏡野町登山ガイドに記載されている。
頭上には雲一つない青空が広がっている。気温は-5℃。車で上齋原から林道を除雪終了地点まで登り、ここから歩き出す。最初は、緩やかに登る林道を歩いていく。

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30分も歩くと車が3~4台止めることができそうな所に着いた。ここが本来の登山口のようだ。登山口から広い登山道を緩やかに登って行く。歩いていくうちに段々と汗が出てきた。トレースがしっかりついていて、雪も踏み固められている。標高を上げていくと、周囲の山が見えだした。段々と傾斜が増してきて、周囲の木々も疎らになったところで頂上に着いた。

頂上は広く、鏡野町登山ガイドにも書かれているように石仏2体が鎮座していた。頂上から西北西に真っ白な大山が見える。花知ヶ仙、泉山、蒜山も見えている。真っ青な空の下、白く輝く峰々がはっきりときれいに見える。

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少し休んでから妹山に向かう。三ヶ上から急斜面を約100m降下し、150m登り返す。トレースがなくなり、ここからワカンを着けて歩いて行った。フカフカだったり、ガリガリに締まっていたり、トレースのない道は楽しい。

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1時間ほど歩いて、1121mの無名峰に着いた。今日はここまでとして、頂上でゆっくり展望を楽しんだ。引き返す時には、もう雪が緩んできていた。気温が高くなり、春の山のようだ。

再び三ヶ上の頂上に戻ると、2人の登山者がきていた。緩んだ雪の道を足元に気をつけながら下山した。今日は終日、快晴無風の登山となった。
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2023年02月26日

個人山行報告 天狗塚(徳島県1812m)

個人山行報告 天狗塚(徳島県1812m)晴れ時々曇り  令和05年02月26日(日)
天狗塚登山口9:44→第1ピーク→天狗塚山頂13:06→下山開始13:43→第1ピーク→登山口着15:55
参加者:4名参加

 天気が良さそうなので、雪を期待して徳島の天狗塚へ。登山口はかなり気温が低くて車を停めた路面は凍っていた。アイゼンを装着する手もあっという間にかじかんできた。登山口付近は晴れていたけれど、空を見上げると雲が飛ぶように流れている。上空は相当風が強いみたいだ。

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 第1ピークまでは急斜面の樹林帯が続く。昨日、一昨日とかなり雪が降ったらしく、足下の雪もそこそこの深さだが、トレースはしっかり付いているので、迷うことは無い。

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第1ピークを過ぎてから天狗峠が近づいてくると、傾斜がさらに急になり、遠くに山頂へ続く稜線が見えて来た。登りながら上を見上げると、真上の位置に太陽が迫り、眩しい。

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目を逸らして右を見ると、雪をかぶった山々の稜線が綺麗に見えていた。立ち止まって振り返れば、遠く北の方角に寒峰が見えた(と、O氏が言っていたが私にはわからない)。

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峠に近づくと猛烈な風が吹いてきて、しかも極端に寒い。風で素肌を出している部分が刺されるように痛い。強風に負けて倒れないように踏ん張って歩く。マイナス5度だったそうだ。12時を過ぎていたが、この強風では休憩など出来ないので、少し降りて先に進むと嘘のように風を感じない場所があったので、登山道付近で軽く昼休憩を取った。

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最後の急斜面は思ったより短く感じた。伊予富士より遙かに登りやすく、アイゼンがしっかり効いていたし…(同じチェーンアイゼンだったけど)ここに来るまでがよほど長く感じた。天狗塚山頂は思いのほか風も無くて居心地が良かった。既に登頂していた川之江から来たという男性2人組と写真を取り合ったりして、しばし時間を過ごす。牛の背や三嶺が綺麗に見えた。

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下山時、先行者が遊んだのか、踏み跡の無い雪の上にループになったトレースがあった。誰も踏んでいない雪の上を歩くのはさぞかし気持ちが良いのだろう、私はいつも疲れ果てて足許もおぼつかないので、とてもそんな余裕は無いが…
先輩方2人は余裕綽々で滑るようにして遊びながら降りてゆく。O氏は膝が痛いと言いながら雪遊びを楽しんでいたし…ベテランのN氏は最初から最後までアイゼン無しで…

皆さん、本当に雪山が好きですねえ、お疲れ様でした。

兼島 記
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2023年01月29日

個人山行 腕山(かいなやま:徳島県)山行報告

個人山行 腕山(かいなやま:徳島県)山行報告
令和05年01月29日(日)
参加者:OHR、NGC-H、KNSM

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前週の月例山行:高清水高原に参加できなかったので、どこか近場の雪山に行こうという事で、急遽徳島県の井川スキー場のある腕山に登る事になった。朝早い段階では空は晴れて幸先の良い出だしだったが、山に近づくにつれ段々雲が広がってどんよりとしてきた。希望通りに道すがらの雪は多くなり、スキー場のある腕山の手前はすっかり雪に覆われていた。

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おまけに、スノーボード目当ての若者達の車が、除雪している車道なのにスタックして前を塞いで先に進めない。ちょっと手間取ったが、道幅が広いのでそのすぐ横を通り抜ける事が出来た。駐車場に着いたら、既に100台以上の車が並んでいた。

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登山口を間違えて15分くらいロスをし、ゲレンデ横を登って行こうとするが、トレースが全く無いので、スノーシューを装着していてもO氏の膝くらいまで簡単に埋まってしまう。この時点で既に正午近くになっていた、何しろ集合場所のO氏宅を出たのが午前9時を過ぎていたので…

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O氏が先頭を行き、ワカンを付けたN氏が2番手、アイゼンしか無い私は最後尾で深い雪の中を登って行く。

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先行者がトレースを着けていてくれても、柔らかい雪の中では右に左によろめいてしまってなかなかスムーズには進めない。予想以上に時間がかかってしまう。山頂まで半分くらい来た所で、立ったまま昼食休憩を取る。その間に後ろになっていた(GPSのバッテリー交換に手間取って、私の後ろになっていた)N氏がO氏に代わって先頭のラッセルを買って出てくれた。

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 曇ってはいるが、風も弱く、降る雪もちらつく程度でさほどに状況は悪くないが、ずっと樹林帯なので眺望は全く無い。木々の間を縫って深雪の中をゆっくりと進んでいく。

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 傾斜がきつくなったあたりで、O氏が少し休もうと言い、立ち休憩を取りながら、この先進むかどうかの相談になった。この時点で午後3時前だが、山頂まで行くと私のYAMAPPデータでは午後3時40分の山頂到着予定になっていた。下りの時間も考慮すると、下山が午後5時を過ぎそうなので、暗くなってきて危険だという事で、そこから折り返そうという判断になった。O氏も長時間の先頭ラッセルで疲れていたのだろうと思う。

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 自分達の踏み跡を辿りながら下山してきたが、何度か躓いて転びそうになる。新雪はふかふかしていて軽く、歩くのは気持ちの良いものだが、流石に全くトレースが無いとこれほど歩きにくいものなんだと思い知る。O氏は疲れていても、岡山辺りの遠くまで行かずともここなら近くて十分新雪歩きを楽しめるな、と感想を漏らしていた。
 登山口に帰り着いたのは、午後4時半頃で、既にスノボ組の若者達は続々と帰り支度をしていた。

 今回、無雪期・積雪期を通して初めて途中撤撤退を経験したが、やはり勇気ある撤退が肝要と知った。安全に山を楽しむ心得として一番重要な要点だと思う。無理をして遭難したり、怪我をしたりしては粋な遊びも無粋な行動になってしまう。今後の指標にしたい。動向して頂いたO氏にN氏に感謝したい。

兼島 記
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2023年01月09日

雨乞岳(1237.7m)

雨乞岳(1237.7m)
2023年1月9日 晴れ 3名

朝明渓谷7:15-根の平峠8:25-コクイ谷出合9:15-七人山10:30-雨乞岳11:45-杉峠12:25-
コクイ谷出合13:50-根の平峠14:55-朝明渓谷15:40

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2023年最初の山を鈴鹿山脈の雨乞岳にした。
正月から穏やかな天気が続いている。登山口の朝明渓谷にはあまり雪がなかった。「旧千種街道」という指導標に導かれて山道に入る。三重県菰野町千種から根の平峠、杉峠を経て滋賀県甲津畑に至り八日市、近江八幡へ行く道は「千種街道」と呼ばれ、中世期から江戸期まで重要なルートであったようだ。

根の平峠へ緩やかな登り道を歩いていくと、段々と積雪が増えてきた。空は快晴だが、風が出てきた。うっすらと汗が出てくる頃に峠に着いた。積雪が20~30cmくらい、風の通り道になっているようで風が強く少し寒い。少し歩いた所からやっと雨乞岳が姿を現した。雲一つない青空をバックに白い頂が輝いている。峠からコクイ谷出合までは、50m程緩やかに下っていく。途中で昨日幕営したらしい2人パーティに出会った。他に出会う人はいない。こんなに天気がいいのに誰も来ないのだろうか。

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コクイ谷出合から七人山へ突き上げる尾根を登る。標高差320mの急傾斜の尾根を直登する。雪は適度に締まっているので登りやすい。高度が上がるにつれ、木の間から周囲の景色が見えてくる。急登を抜けると平らな七人山頂上に出た。頂上は木々に覆われ、小さな山名を書いた札があった。

一旦下って、七人山と雨乞岳の鞍部から広い雪原の登りとなった。約200mの登りだ。木がまばらに生えていて周囲が良く見える。積雪も多くなり、足が埋まってしまう所も出てきた。雨乞岳東方のピーク(東雨乞岳の標識があった)からワカンを着け、雨乞岳頂上に向かった。

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雨乞岳頂上からは、360°の展望が得られた。御在所岳、鎌ヶ岳、釈迦ヶ岳、竜ヶ岳、藤原岳、綿向山と鈴鹿山脈の主要なピークが見て取れる。
ゆっくりと休みを取り下山する。

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[雨乞岳 山頂]

下山路は、千種街道を辿っていく。頂上から杉峠の急斜面の下降を過ぎると、緩やかな道が続いていった。風もない谷間の道をひたすら歩いていく。午後になると日も傾き、少し寒くなってきた。根の平峠は、朝と同じく風が強く早々に通り過ぎた。朝より雪が解けた道を朝明渓谷に下山した。朝明渓谷の登山者用の広い駐車場にほとんど車か止まっていなかった。

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2023年01月04日

新年登り初めは九重連山へ

新年登り初めは九重連山へ
時 期:2023年1月1日~1月4日
メンバー:NGC-H、OHR、ISD、SMD

行程

1/2 9:30九重(長者原1,035m)登山口―12:40すがもり越―13:20三俣山(西峰)―13:50三俣山(Ⅳ峰)―14:10三俣山(本峰1,744m)―14:40三俣山(西峰)―15:20すがもり越―16:15法華院温泉山荘(1,276m泊)

1/3 8:45法華院温泉山荘発―10:30大戸越―11:30平治岳―12:45大戸越―14:05北大船山―14:35段原―16:40法華院温泉山荘(泊)

1/4 7:45法華院温泉山荘発―9:05雨ヶ池越―九重(長者原)登山口

行動概要

1月1日朝8時半、OHR自動車に集合、三崎港フェリーで佐賀関へ、途中、別府十文字原展望台、別府3秘湯の一つ「へびん湯」に立ち寄り(寒くて入らず)、情緒ある竹瓦温泉に浸かり、本日の宿泊地である鶴見岳登山口の火男火売(ほのおほのめ)神社駐車場へ。

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1月2日も快晴、風もなし、長者原登山口から三俣山経由で法華院温泉山荘を目指します。クリスマス寒波があったものの、残念ながらこのところの高気温で、期待していた霧氷も皆無です。地面には雪が残っていますが、歩くと少し汗ばみます。それでも、九重の山並みを見ながら歩けるので贅沢は言えません。

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長者原からは一部車道も歩きながらすがもり越へ、ここから三俣山ピストンのため不要な荷物を小屋跡の石積み後ろにデポ、これが間違いだと後で分かることになります。

登り始めると、南斜面でもあり、山肌に雪は見えなかったのですが地面は腐った雪と泥の急斜面。とても滑り易いのですが、こういうシチュエーションではチェーンアイゼンが大いに重宝しました。

三俣山は、手前から西峰、Ⅳ峰、本峰と巡りました。山頂からは眼下に北千里浜が一見氷河の雰囲気を醸し出し、その両側に星生山、硫黄山、そして久住山が迫りアルペンムードを高めてくれます。本峰からは激下り激登りで北峰、南峰へ周遊ルートがありますが、亀のペースでは無理と判断、さっさとすがもり越に戻ります。

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さて、デポした荷物は?なんと私の荷物のうちビニール袋に入れた明日の行動食が無くなっていました。幸い、アイゼン他大原さんの荷物は無事でした。被害としては軽微なものですが、観光地ではない登山モードの山でのこうした盗難は初めての経験で、非常に残念な気持ちになりました。山小屋での高級登山靴の盗難の話は聞いたことがありますが、山といえども気を許してはいけないという事を学ばせてもらいました。
内心ムカつきながらも、法華院温泉到着、4人部屋個室、1泊2食で1人11,500円。廊下にストーブはありますが部屋にも入れてもらうには1人1日千円、4人で2泊なら8千円とのことで、協議の結果我慢することに。

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温泉は入り放題、食堂は暖房があり食事も美味、お湯お茶のサービスがありテルモスに入れ放題、洗面所、トイレもきれいで快適な山小屋です。なお、部屋は暖房なしで我慢しましたが、布団のほか廊下に積み上げている毛布を自由に使えて夜も寒さを感じることなく熟睡できました。

1月3日、連日の好転、平治岳と大船山を目指します。坊ガツルキャンプ場を通り大戸越へ、大戸越から平治岳はすぐ目の前、ここもかなりの段差のある急登、おまけに南斜面で雪が解けずるずるで滑りやすいルートです。途中からは上り下りのルートが分けられていました。

平治岳からは、坊ガツルの周りに三俣山、久住山、大船山と大パノラマを満喫した後大戸越まで戻り、次は大船山に向けて登り返します。

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[平治岳]

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[北大船山]

こちらは北斜面でもあり、かなりの深雪、左右からの枝にも邪魔されて一歩一歩の登りです。北大船山まで来ると壮大な米窪が見渡せます。そしてその端に鋭く尖った大船山、しかし、時間切れで段原から下山することに。坊ガツルまでの道は緩斜面のしっかりした登山道で快適に歩けます。

17時前には法華院温泉山荘に戻り、さっそく温泉に浸かりホッと一息、1月3日ともなれば宿泊客もほとんどいなくなりゆったりモードです。
1月4日、今日も良い天気で4日間好天に恵まれました。下山は雨ヶ池越経由で長者原までほぼ下りの楽なルートです。長者原ヘルスセンターで温泉に入り、ランチ、高松への帰路につきました。

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(島田 記)
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2022年12月18日

天狗岩(1196.5m)、三十三人ヶ仙(1171.5m)

天狗岩(1196.5m)、三十三人ヶ仙(1171.5m)
2022 年12 月18 日 曇り時々雪 NGYM、HRN他1 名

県道 10:30-林道登山口11:50-天狗岩13:00-三十三人ヶ仙手前14:30-林道15:05-県道15:40

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寒波襲来の報を聞き、今シーズン初めての雪山に行ってきた。場所は岡山県北部で、週末には降雪が予想されていた。
県道脇に車を止め、歩き出す。気温-3℃。積雪10cm 程度。空からは絶え間なく雪が降っている。緩やかな林道を歩いていく。この辺りは、高等学校の演習林になっている。予想通り誰も歩いていないようで、トレースがない。この後、苦労する予感がした。

段々と積雪量が増え、林道でも歩きにくくなった頃、林道からの登り出し、登山口に着いた。登山口では、積雪30cm 程度になっていた。登り出しは植林帯で開けていて歩きやすく、順調に高度を稼いでいった。植林帯から広葉樹林に移り、周りが背の高い笹原になってきた。約1100m の頂上付近の笹原では、笹に雪が積もって登山道に覆い被さってきていて、歩く道が分からなくなるところも出てきた。笹に積もった雪を払っ
たり、そのまま笹の間に突っ込んで通り抜けたりしながら急斜面の登山道を登って行った。

風は思っていたよりなく、寒くはない。雪もサラサラの雪で歩きやすい。天狗岩頂上直下では登山道に笹が覆い被さり、笹に積もった雪で雪まみれになって登っていった。雪が積もった笹を掻き分けかき分け登って行くと、ひょっこりと稜線の登山道に出た。ここから頂上はすぐだった。頂上は大きな岩のある、少し開けた所だ。

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[天狗岩頂上]

頂上で少し休んでから、三十三人ヶ仙に向かう。稜線を忠実に巡る登山道には積もった雪により笹が覆い被さってきていて、まっすぐに進めず、迂回したり、強引に笹を掻き分けて進んだり、なかなか進まない。時間も遅くなってきたので、下山時刻を14 時30 分として前に進んだ。
迂回したり、強引に前に進んだりしながら稜線を進んでいったが、三十三人ヶ仙頂上付近で大量に笹が倒れていて前に進めなくなった。

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GPS を見ると頂上は40m くらい先のようだが、下山時刻になったのでここまでとして下山することとした。稜線を少し引き返して、下山する。ここでも雪を被った笹が登山道に覆い被さっている。登山道と思われる所を下って行った。車の所に帰ってくると、気温は-5℃。雪もまだ、しんしんと降っていた。

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2022年11月09日

富士山展望の山旅

富士山展望の山旅  長山、岩部、平野

富士山が冠雪したとのニュースを聞き、富士山を取り囲む山々へ行くことにした。天気が良ければ、富士山を背負って山を登り、富士山を見ながら下山するという山行になる。富士山展望三昧の山行になるはずだ。

御正体山(1681.4m)
2022年11月7日 晴れのち曇り
山伏峠登山口6:20-御正体山9:45-山伏峠登山口11:40

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山伏峠は、山中湖村と道志村の境に位置している。黄色に色づいた木々の間を緩やかに峠まで登り、石割山分岐迄約200mの急登が始まる。石割山分岐から御正体山への道は、100m前後のアップダウンを繰り返して、最後、約200mを登る。高度差よりも距離があるコースだ。

紅葉した広葉樹の間を縫って歩いていく。所々で後ろを振り返ると、山中湖が見えだした。稜線の途中、送電鉄塔が立っている所では周囲の木々が切り開かれていて、富士山が見えた。遠く南アルプスも見えている。高度が少し上がると、木々は既に落葉して、地面には赤や黄色の落葉が敷き詰められている。

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上り下りを繰り返し、最後の急登を登りきると、頂上に出た。頂上は広く、一等三角点と祠がある。周囲は広葉樹が生えていて展望はきかない。

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頂上で十分休憩し、来た道を引き返す。次第に空に雲が出てきた。朝見えていた富士山も中腹に雲を纏い、時々頂上も雲に隠れている。もっとも周囲の景色があまり見えないので、ひたすら歩いていく。すれ違う登山者も4名程度で、静かな山道を下って行った。

毛無山(1964m)
11月8日 晴れ
登山口6:30-毛無山10:15―登山口12:40

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今日は快晴だ。標高差約1100mの登り一辺倒の道を登る。富士山を背負って山を登っている感じ。

登山道には一合目、二合目と表示されている小さい標識が出てくる。広葉樹が生えていて、周囲はあまり見えない。風が吹くと、紅葉した葉が、サーッと雨のように落ちてくる。

途中、富士山展望台との表示のある場所から大きな富士山が見えた。広い裾野を持った富士山が眼前に見える。少し前に初冠雪した山肌の雪は、このところの暖かさで解けたようだ。登り一辺倒の登山道のため、グングンと高度が上がっていく。

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稜線に出ると傾斜は緩くなり、やっと急登から解放された。所々、木の間に富士山が見える。

毛無山も一等三角点。東方が開けていて、真正面に富士山が見える。大きな裾野をもつ富士山の全景を見ることができた。富士山の両脇には、愛鷹山、天城山、御正体山が見える。麓のキャンプ場には多くのテントが張られていて、賑わっている。毛無山の最高所は三角点峰から15分程歩いて往復する。

三角点より数分下った所にある岩の上から、西方の展望が開け、南アルプスがはっきりと見えた。上河内岳、聖岳、赤石岳、荒川三山、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、そして、八ヶ岳も見える。正面に富士山を見ながら登ってきた道を下った。

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越前岳(愛鷹山)(1504.2m)
11月9日 晴れ
登山口7:00-越前岳8:40-登山口10:05

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昨夜は皆既月食と天王星食があった。月は、欠け初めの頃、雲間に見えたものの、そのうち雲が出てきて月食も星食も見えなかった。(もちろん星食は望遠鏡がなければ見えないが)

朝起きてみると今日も晴れだ。少し雲が多いが、いい天気が続いている。今日の行程では富士山の南側からの展望が期待できる。宝永火口が真正面に見えるはずだ。十里木駐車場より木の階段が続く道を登って行く。
今日も登る一方のコースで、段々と高度を上げていく

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と富士の全景が見えだした。ひたすら高度を上げていく。明瞭な登山道を登っていくと、ヒョッコリと頂上に着いた。頂上から富士山はもちろん、駿河湾がすぐそこに見えている。風が吹き寒いので、食事をとった後、早々に頂上を辞する。登ってきた道をひたすら下って行った。  

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十里木より富士山

平野 記
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2022年10月14日

上信越の三座を登る

上信越の三座を登る   長山、岩部、平野

暑い夏が過ぎ、涼しくなってきた。そろそろ2000m級の山へ行っても暑さでへばってしまうこともないだろうと考え、以前から気になっていた上信越の山、三座を登ることにした。


白砂山(2139.8m)
2022年10月12日 曇り
野反湖登山口6:40-岩堂山9:40-白砂山11:10-岩堂山13:10-野反湖登山口15:40

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前夜、野反湖湖畔のキャンプ場で泊まったが、未明に雨が降ったようだ。天気予報は晴れと報じていたが、周囲はガスが舞い山の全景が見えない。空気もしっとりとしている。登山口には広い駐車場があり、登山者が三々五々、登山の準備をしている。

最初、広い緩やかな登山道を登っていった。すぐに沢を渡渉し、広葉樹の森の中の登り道になった。緩やかな登りではあるが、登ったり下ったり、小さな上り下りが続く。次第にガスが晴れてきて、雨の心配はなさそうだ。途中、開けた所では野反湖が見える。周囲の木々が広葉樹から針葉樹に変わってくると、堂岩山に着いた。ここからやっと目的地の白砂山が見える。北側にガスが舞う白砂山は、思った以上に高く見えた。堂岩山から3~4回のアップダウンを繰り返し、赤や黄色に色づいていく木々の間を縫って頂上を目指した。

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頂上は広く、三等三角点と三本柱の標識があり、ゆっくり休憩できた。雲は多いものの頂上から遠く富士山を見ることができた。あまり馴染みのない山域なので、見えている山々が分からない。帰ってきて確認すると、榛名山、妙義山、浅間隠山等、上州の山々が見えていた。所々に青空が見えるものの、雲が多く、今日はあまり遠望がきかない日のようだ。

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頂上で会ったのは4名。静かな頂での休憩を切り上げ、野反湖に引き返すことにする。低層の雲は流れて、近くの山々を隠したり見せてくれたりしている。再び、アップダウンを繰り返して堂岩山を通過し、野反湖登山口まで下山した。

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今回の登山コースは、ぐんま県境稜線トレイルのコースの一部になっている。群馬県境稜線の約100kmを上越本線の土合駅から鳥居峠までを結んでいる。途中、百名山の谷川岳や四阿山、二百名山の白砂山や仙ノ倉山などがあり、麓には温泉も多い。結構面白そうな縦走コースになっている。


浅間山 (前掛山(2524m))
2022年10月13日 曇り
車坂峠6:35-トーミの頭8:25―前掛山11:10-トーミの頭14:05-車坂峠14:45

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今まで幾度となく北アルプスや中央アルプス、北岳から遠望してきた浅間山に登ることにした。活火山の浅間山は最高点の南西にある前掛山まで登山が許されている。

車坂峠より火山特有の赤い火山岩の道を緩やかに登って行った。今日も天気はいまいちで、周囲はガスが舞っている。空気も湿っている。槍が鞘のピークに着く頃にやっと雲も取れてきて西の遠望が利くようになり、トーミの頭では西方の展望を得ることができた。富士山、奥秩父、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳、中央アルプス、御岳山、乗鞍岳、北アルプスは槍ヶ岳や穂高岳から剣岳までの山々が、くっきりと見える。

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トーミの頭から湯の平まで草すべりと呼ばれる約300mの急降下がまっていた。何処を下るのかと思うような所をくねくねと九十九折りに下っていく。湯の平は落葉松が黄色く色づき始めていて、もう少し寒くなれば真黄色になるだろう。賽の河原分岐から段々と傾斜が増してく
る。ザラザラの道を登っていくが、高度が上がるにしたがって風が強くなってきた。

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第一外輪山の縁に着くと、風速20mくらいの強風が吹きつけ、周囲は何も見えない。吹き飛ばされそうな風だ。外輪山の縁に沿ってさらに進むと、前掛山の標柱を確認した。強風が吹き晴れそうもないので、すぐに下山にかかる。高度を下げ、湯の平に近づくと風も収まってきた。途中、火山館に寄り道をし、約300mの急登を登り、車坂峠へ下山した。

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四阿山(2354m)
2022年10月14日 曇り時々雨
登山口6:45-的岩7:25―四阿山10:50-花童子宮跡11:20-登山口11:45

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朝起きて空を見ると、快晴の空に月が白く光っている。今日は、いい天気のようだ。昨夜は雨が降っていたので、今日登るのは無理かなと思っていた。

素早く準備をして歩き出す。道は整備されていて、周囲にたくさん生えている笹も刈り払ってくれている。小さい沢を遡っていくと、突然大きな岩の壁が現れた。的岩と呼ばれるこの岩壁は、幅2~3m、高さ10~20m、長さ200mくらいの大きな安山岩の壁で、天然記念物になっているそうだ。ここから尾根にのり、急登が始まる。

尾根を登って行くうちにガスが湧いてきた。2000mを越え2100mぐらいから霧雨も降り出した。レインウェアを着るほどでもないが、今日は雨なのだろうか。2250mを越えると霧雨は止んだ。

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頂上には二つの社がある。霧雨は止んだが、ガスが舞って何も見えない。頂上であった登山者は、6~7名。菅平から登ってきた登山者は登山道に笹がたくさん被さっていて、濡れた笹の葉を掻き分けて歩いたため、びしょ濡れになったとボヤいていた。嬬恋村側の登山道は非常によく整備され草刈りもされていて濡れることもなかった。食事をし、少し休憩したのちに下山にかかる。2250m~2100mの間は再び霧雨。この間が雲の一番濃い所を通過しているようだ。

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分岐に着き、花童子宮跡コースを下る。下り始めてから5分ほど降りた所で、先頭を歩いていた長山さんが、「熊だ!」と後ろを振りむきながら言った。直後、右前方の斜面を大きい黒いものが一つと小さい黒いものが二つ、転げ落ちるように斜面を下って行った。「あっ熊だ!」と思う間もなく姿を消してしまった。一瞬の出来事で唖然としてしまった。

用心のため、ここから熊鈴を出して下った。登山道は、草原状になった花童子宮跡から広く緩やかになり、登山口までゆっくりと歩いて下山した。

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2022年09月28日

涸沢~奥穂高岳 山行報告

涸沢~奥穂高岳 山行報告
2022年9月28日
報告者:松岡義史

 4年ぶりに涸沢カールの紅葉を見に行こうということになり、9月下旬に知人と総勢4人で行ってきた。紅葉は全く進んでおらず残念だったが、晴天が続き楽しい登山となった。

(1)涸沢
 台風が日本列島から去りかけた9月23日に高松を出発し、途中、名神高速道路の多賀SAにある入浴施設レストイン多賀で仮眠を取り、24日の未明に高山市平湯に着いた。着いた時はまだ少し雨が残っていたが、始発バスに乗って上高地に着いた頃には雨は上がっていた。

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 3連休の真ん中だが、前日までの台風による大雨のせいで観光客は少なかった。上高地から平坦な道を歩いて明神、徳沢を過ぎ、横尾に着いた頃には空はすっかり晴れて暑くなってきた。横尾大橋を渡って登山道に入り、本谷橋を過ぎた頃から道の傾斜はきつくなっていく。テント泊のため荷物が重く、何度も休憩したため、涸沢に着いたら13時になっていた。恐れていた通り、涸沢カールは紅葉が全く進んでいなかったが、それでも涸沢カールは美しかった。

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 台風のおかげでテントも少なく、せいぜい5~60張程度だったので、トイレや水道に近い便利の良い場所にみんな揃ってテントを張ることができた。素早くテントを張ったら、涸沢ヒュッテのテラスへ行く。お目当ては名物の生ビールとおでんだ。ビールを飲みながらデッキでのんびりと景色を楽しんでいると幸福感に包まれる。そのうち太陽が山陰に入ると一気に冷え込んできたので、テントに戻って早々に夕食を取る。夜は満天の星空となり、首が痛くなるまで空を見上げていた。

 4年前に来た時は、夜寒くてなかなか眠れなかったので、今回は長袖シャツ、半袖Tシャツの上からダウンジャケット2枚とウィンドブレーカーを重ね着し、ズボンの下にはタイツを2枚履き、ぶ厚いソックスも2枚重ね履きし、シュラフカバーの中にシュラフを入れてもぐり込んで寝た。これでも寒ければダウンベストや登山ジャケットやレインウェアも着ようかと思っていたが、これで十分で、全然寒くなかった。重ね着したおかげと言うより、4年前ほど冷え込まなかったからのようだ。

(2)奥穂高岳
 翌日は奥穂高岳に登るため、朝早く出発しようと思っていたが、日の出と共に稜線の岩がモルゲンロートのピンク色に染まってとても美しく、それをずっと見ていたら出発が大幅に遅れてしまった。

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 急いで出発し、ザイテングラートを登って白出のコルにある穂高岳山荘に着いたが、ここでメンバーの1人がくたびれ果てて長い間、休憩してしまい、ますます時間の余裕が無くなってきた。それでも、なんとか奥穂高岳の山頂までは全員揃って登ることができた。

(3)ジャンダム
 なんとか奥穂高岳の山頂までは登ったものの、疲れたメンバーが「もうこれ以上は登れない」と言うので、彼を独り残し、残る3人でジャンダルムまで行くことにした。

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 登山客は少なかったため、ジャンダムまでのヤセ尾根もあまり渋滞することなく進むことができた。それでも何度か対向者を待ったりしたため、ジャンダム山頂までコースタイムに近い時間がかかってしまった。

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 ジャンダムの山頂からは素晴らしい展望が360度広がっていた。

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 北を見ると槍ヶ岳の向こうに8月に行ったばかりの水晶岳、鷲羽岳、薬師岳、黒部五郎岳などの山々が見える。さらに遠くには立山もはっきりと見えたし、槍ヶ岳の右遠方には白馬岳など後立山連峰の山々も見えた。

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 西を見ると、笠ヶ岳の左遠方に白山が見えたし、南には足元の上高地の両側に焼岳と霞沢岳が見え、その遠方には乗鞍岳が見えた。さらに東の前穂高岳の向こうには小さく富士山まで見えた。

 天気が良く風も無いので、もっとのんびりしたかったが、あまり時間の余裕が無いので早々に引き上げることにした。奥穂高岳への帰りは、他にほとんど登山者がいなくなったこともあり、コースタイムの半分ちょっとの1時間で戻って来られた。ザイテングラートを降りた後は、登った道とは違う涸沢パノラマコースを下った。すると途中にほんの少しだけ紅葉し始めた木々があった。数は少なかったが、それでもなかなか美しかった。

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 テント場まで降りてきたら17時で、暗くなるギリギリだった。夕食時には、持ってきた焼酎で登頂記念の祝杯をあげ、前夜に続く満天の星空を見上げて時を過ごした。

 翌日は下山するだけだ。朝は今日も快晴で、名残惜しいが涸沢の景色を目に焼き付けて降りてくる。上高地まで順調に降りて来られたので、予定より早いバスの便に乗って平湯に戻り、車で少し北上したところにある栃尾温泉の温泉宿に泊まった。かなり古くてくたびれた旅館だったが、温泉も良かったし、料理が美味しかった。

 今年は紅葉が遅く、せっかく見に行ったのにほとんど進んでなかったのは残念だったが、晴天が続いて楽しい登山となった。          

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