2025年02月01日

山行予定 2月~4月

募集中!!{令和07年02月~令和07年04月の月例山行}

2/9 大山(1709m) 鳥取県 日帰り山行
恒例の冬山訓練登山です。ピッケル、ワカン、スノーシュー等雪山用具を使用します。今年は例年並みの寒気が入るとの予報なので、夏山登山口で1.5m程度の積雪があると思われます。途中の階段や上部のキャラボクもすべて雪に埋もれているでしょう。山頂の避難小屋も3m程の雪に埋もれていてアイゼンで屋根の上を歩かないよう注意しましょう。この頃、大山弥山山頂は晴れれば天国、荒れれば地獄です。6合目付近の稜線で撤退するかどうか判断しましょう。弥山からの剣ヶ峰への純白の稜線は、北アルプスにいるような錯覚をさせる素晴らしい眺めです。

2/23 天狗塚(1812m) 徳島県 日帰り山行
奥祖谷の西山林道が使えれば標高差800m程度なので楽に登れるでしょう。雪が多くて麓の久保影からだと1100m以上雪道を歩くことになるのでかなり大変です。冬はあまり人が入っていない山域なのでトレースがないかもしれません。例年なら稜線は1m以上の雪に覆われて多少の雪庇も出ているでしょう。天狗塚山頂は三角形のきれいなピークです。さほど急ではないので滑落の心配はあまりありませんがアイゼン、ピッケルは必要です。南国の山なので年によっては全く雪がなくがっかりさせられることもあります。

3/9 赤帽子山(1620m) 徳島県 日帰り山行
穴吹側の中尾山高原登山口からも登れますが、この時期、夫婦池から丸笹山を経て往復する方が面白いでしょう。まだ丸笹山の沢沿いには残雪が残っていて早春の山の気分を楽しめます。また、稜線に出れば爽快な笹原の稜線歩きと剣山地東側の広大な展望を満喫できます。登山者も少なく貸し切り状態の山行を堪能できるでしょう。夫婦池の標高が1450mなので300m程度のアップダウンなので比較的楽な稜線歩きです。トータル4時間半で登山口に戻って来れるでしょう。

3/23 明神山(667m) 兵庫県 日帰り山行
アプローチは中国自動車道佐用I.C東側にある夢前SI.Cを降り、夢前町から西北に明神川を詰めた所に駐車場があり、そこが明神山登山口です。登山口の標高は100mなので山頂までの標高差は567m、距離4.5km、登り2時間程かかります。山容は播磨富士と呼ばれるようにおむすび型の里山です。ルートは幾つもあり、尾根沿い、沢沿いも選べますが山頂は灌木に包まれています。

4/6 紫雲出山(352m) 香川県 日帰り山行
 この山はシウデヤマ呼ばれています。標高は352m、県西部の荘内半島の真ん中にあり、山頂付近は古くから桜の名所となっています。近年、車による観光客が多過ぎて、3月末〜 4月上旬までは山頂駐車場が事前予約となっており、止めることができません。人混みを避けるためにも、西側の半島先端部に近い箱峠の駐車場に置き、登り1時間10分、下り50分の往復登山が良いでしょう。     

4/20 港南台アルプス(288m他) 岡山県 日帰り山行
港南台アルプスとは岡山県児島湾干拓地の南側に位置する里山を周回するコースです。北側の宮浦駐車場から剣山(277m)→天目山(240m)→貝殻山(288m)→八丈岩山(281m)→宮浦駐車場と周回します。総距離12.8km、累積標高差930m、歩行時間7時間程かかります。全山縦走は大変なので、剣山→貝殻山の半分に留めておけば4時間程度で周回できます。海沿いなので瀬戸内海を横目にこの地区独特の風化した花崗岩の奇岩怪石が見られます。最寄りのI.Cは児島I.Cです。

今日は1/21、昨日が大寒だというのに最高気温12度と春のような暖かさ、風もなく陽ざしたっぷりで縁側の猫になりそうです。実は1/16に車で竜王山へ行こうとしたのですが、相栗峠から雪が道路を覆い始め、竜王山下の駐車場の遥か手前で積雪がガードレールを越え、車が左右に泳ぎ始めたのでそこでリタイヤ。旧雪20cm+新雪30cmで轍もなくあきらめました。山頂は吹き溜まりになるのでおそらく積雪1m程度はあったでしょう。気温は氷点下4度。真っ青な空に樹氷が輝いてとてもきれいでした。そんな寒さに慣らされていた先週、なのに昨日からの暖かさで身体が春ボケしてしまいそうです。年寄はそろそろ陽だまりのベッドで昼寝の時間です〜。  (久米記)                 
















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2025年01月01日

山行予定 01月~03月

募集中!!{令和07年01月~令和07年03月の月例山行}

1/12 石鎚山(1982m) 愛媛県 日帰り山行
毎年恒例の冬山登山です。気象庁によると12月、1月は平年並みの気温だということですが、最近、長期予報は当たらないので、この冬はどうでしょうか? たとえ新雪が少なくても二ノ鎖以上は凍結しているので、ピッケルとアイゼンは必要です。石鎚ロープウェイから登って夜明峠以降は樹々の霧氷が白い花が咲いたようにきれいです。石鎚山は岩山なので積雪状態によって難易度が変わり、上部で2m以上あると危険な山ですが50cm程度以下なら初心者でも楽しめる冬山入門の山です。トレースがしっかりしていると無雪期よりも楽に歩けます。

1/26 三嶺(1894m) 徳島県 日帰り山行
登山口は祖谷川上流の名頃です。例年だと登山口に雪がうっすら積もっている状態で、上部は50cmから1m程度でしょう。標高差は1000ⅿ余りあるので4〜5時間程度はかかります。山頂直下は急傾斜のトラバースがあるのでピッケル、アイゼンは必要です。特にトレースが無い時は注意しましょう。山頂の展望は360度。雪の多い年は、西側の天狗塚へと続く長大な尾根が真っ白に輝いて素晴らしい眺めです。白い台地に飛び出た三嶺山頂は四国でも折指の美しいピークです。

2/9 大山(1709m) 鳥取県 日帰り山行
恒例の冬山訓練登山です。ピッケル、ワカン、スノーシュー等雪山用具を使用します。今年は例年並みの寒気が入るとの予報なので、夏山登山口で1.5m程度の積雪があると思われます。途中の階段や上部のキャラボクもすべて雪に埋もれているでしょう。山頂の避難小屋も3m程の雪に埋もれていてアイゼンで屋根の上を歩かないよう注意しましょう。この頃、大山弥山山頂は晴れれば天国、荒れれば地獄です。6合目付近の稜線で撤退するかどうか判断しましょう。弥山からの剣ヶ峰への純白の稜線は、北アルプスにいるような錯覚をさせる素晴らしい眺めです。

2/23 天狗塚(1812m) 徳島県 日帰り山行
奥祖谷の西山林道が使えれば標高差800m程度なので楽に登れるでしょう。雪が多くて麓の久保影からだと1100m以上雪道を歩くことになるのでかなり大変です。冬はあまり人が入っていない山域なのでトレースがないかもしれません。例年なら稜線は1m以上の雪に覆われて多少の雪庇も出ているでしょう。天狗塚山頂は三角形のきれいなピークです。さほど急ではないので滑落の心配はあまりありませんがアイゼン、ピッケルは必要です。南国の山なので年によっては全く雪がなくがっかりさせられることもあります。

3/9 赤帽子山(1620m) 徳島県 日帰り山行
穴吹側の中尾山高原登山口からも登れますが、この時期、夫婦池から丸笹山を経て往復する方が面白いでしょう。まだ丸笹山の沢沿いには残雪が残っていて早春の山の気分を楽しめます。また、稜線に出れば爽快な笹原の稜線歩きと剣山地東側の広大な展望を満喫できます。登山者も少なく貸し切り状態の山行を堪能できるでしょう。夫婦池の標高が1450mなので300m程度のアップダウンなので比較的楽な稜線歩きです。トータル4時間半で登山口に戻って来れるでしょう。

1/3 明神山(667m) 兵庫県 日帰り山行
アプローチは中国自動車道佐用I.C東側にある夢前SI.Cを降り、夢前町から西北に明神川を詰めた所に駐車場があり、そこが明神山登山口です。登山口の標高は100mなので山頂までの標高差は567m、距離4.5km、登り2時間程かかります。山容は播磨富士と呼ばれるようにおむすび型の里山です。ルートは幾つもあり、尾根沿い、沢沿いも選べますが山頂は灌木に包まれています。

12月になり、いきなり冬がやってきました。今日は12月20日、綾川町の朝6時の気温は氷点下2度でした。まだ寒さに慣れない老体にはかなり応えます。今朝から薄雪の竜王山に車で行ってやろうと思ってましたが、断念。身体が動きませんでした。結局、昼前になってから用事で瓦町まで電車通勤。久しぶりの町歩きは疲れるわぃ( ^ω^)・・・。週末はまた寒気が降りてきて讃岐山脈も雪化粧かな?来週こそは新雪を踏みに行ってみたいものです。   (久米記)








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2024年12月01日

山行予定 12月~02月

募集中!!{令和06年12月~令和07年02月の月例山行}

12/1 寒霞渓の馬の背コース 小豆島 日帰り山行
寒霞渓の下山口、裏八景の終点の猪谷を少し入った所から左の尾根に取り付き稜線に上がります。猪谷池を直下に見て、そのまま三笠山方面に続く岩稜の一本道です。左側の谷を登って行くロープウェイを見ながら灌木の茂る凝灰岩の稜線を登ります。ルートは踏跡程度ですがペンキ表示やロープ等もあって迷うことはないでしょう。三笠山の岩壁手前でルートは右側をトラバースして裏八景上部の下山道に合流します。三笠山(寒霞渓頂上)まではあと少しです。登山時間は全部で5〜6時間です。

12/15 鷹羽ケ森(919m) 高知県 日帰り山行
高知県吾川郡いの町勝賀瀬に位置する標高919mの森林の山です。呼び方は(たかはがもり)と呼びます。仁淀川から北側に少し入った前方に集落が見える道路脇に駐車スペースがあります。ここが海抜28mの北谷登山口です。集落を抜け樹林帯を登って山頂までは3時間半程度かかるでしょう。山頂付近は伐採されており四国山地の展望は良いでしょう。下りは尾根続きの展望台に寄って下り、中腹で来た道に合流し戻るのが最短路ですが3時間近くかかるでしょう。標高差が大きいので低山としてはなかなかタフな山です。

1/12 石鎚山(1982m) 愛媛県 日帰り山行
毎年恒例の冬山登山です。気象庁によると12月、1月は平年並みの気温だということですが、最近、長期予報は当たらないので、この冬はどうでしょうか? たとえ新雪が少なくても二ノ鎖以上は凍結しているので、ピッケルとアイゼンは必要です。石鎚ロープウェイから登って夜明峠以降は樹々の霧氷が白い花が咲いたようにきれいです。石鎚山は岩山なので積雪状態によって難易度が変わり、上部で2m以上あると危険な山ですが50cm程度以下なら初心者でも楽しめる冬山入門の山です。トレースがしっかりしていると無雪期よりも楽に歩けます。

1/26 三嶺(1894m) 徳島県 日帰り山行
登山口は祖谷川上流の名頃です。例年だと登山口に雪がうっすら積もっている状態で、上部は50cmから1m程度でしょう。標高差は1000ⅿ余りあるので4〜5時間程度はかかります。山頂直下は急傾斜のトラバースがあるのでピッケル、アイゼンは必要です。特にトレースが無い時は注意しましょう。山頂の展望は360度。雪の多い年は、西側の天狗塚へと続く長大な尾根が真っ白に輝いて素晴らしい眺めです。白い台地に飛び出た三嶺山頂は四国でも折指の美しいピークです。

2/9 大山(1709m) 鳥取県 日帰り山行
恒例の冬山訓練登山です。ピッケル、ワカン、スノーシュー等雪山用具を使用します。今年は例年並みの寒気が入るとの予報なので、夏山登山口で1.5m程度の積雪があると思われます。途中の階段や上部のキャラボクもすべて雪に埋もれているでしょう。山頂の避難小屋も3m程の雪に埋もれていてアイゼンで屋根の上を歩かないよう注意しましょう。この頃、大山弥山山頂は晴れれば天国、荒れれば地獄です。6合目付近の稜線で撤退するかどうか判断しましょう。弥山からの剣ヶ峰への純白の稜線は、北アルプスにいるような錯覚をさせる素晴らしい眺めです。

2/23 天狗塚(1812m) 徳島県 日帰り山行
奥祖谷の西山林道が使えれば標高差800m程度なので楽に登れるでしょう。雪が多くて麓の久保影からだと1100m以上雪道を歩くことになるのでかなり大変です。冬はあまり人が入っていない山域なのでトレースがないかもしれません。例年なら稜線は1m以上の雪に覆われて多少の雪庇も出ているでしょう。天狗塚山頂は三角形のきれいなピークです。さほど急ではないので滑落の心配はあまりありませんがアイゼン、ピッケルは必要です。南国の山なので年によっては全く雪がなくがっかりさせられることもあります。

今日は11月28日、四国には南回りで寒気が入って、瀬戸内側は小雨の降る冬の寒さでした。ライブカメラを見ると、シラザ峠で10cm以上の積雪、明日は冬型が強まって中腹以上はさらに積雪が増えそうです。また明日以降やっと寒気が本州にも降りてくるようで、スキー場関係者もほっとしていることでしょう。冬山に行かなくなった末期登山者の私でも、やっぱり雪山は気になるのです。なので明日タイヤをスタッドレスに変える予定、しかし、行き先は堂山か竜王山。「お前いいかげんにしろよ」と思いつつ猫とコタツが手放せない( ^ω^)・・・。二階へ上がる階段バットレスが毎日つらい高齢者になってしまいました。                                          (久米記)











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2024年11月01日

山行予定 11月~01月

募集中!!{令和06年11月~令和07年01月の月例山行}

11/3~11/4 三瓶山(1126m) 島根県 1泊2日
三瓶山は東西に長い島根県の中央に位置する古い火山群です。男三瓶山を北端に時計回りに女三瓶山、孫三瓶山、子三瓶山と円を描き、中央には室の内と呼ばれる小さな火口池があります。登山口は東西南北にあり、最も一般的なのは青少年交流の家がある北の原登山口です。ここから男三瓶山の山頂までは1時間35分の登りです。広い山頂はザレやすすきの草原となっており360度の展望が楽しめます。ここから女三瓶山、室の内経由で周回できますが半日コースとなるでしょう。尚、西の原から見る草原越しの三瓶山が最もきれいなので帰りに車で寄ってみるのもいいでしょう。

11/17 剣山(1955m) 徳島県 日帰り山行
剣山に登って次郎笈に行く人は多いのですが、たまには反対側の一の森に行ってみるのもいいと思います。山頂からは次郎笈と太郎笈(剣山)の間に三嶺が挟まれて親子のような姿が楽しめます。剣山山頂部の東の端から3つ程小さなピークを越えて行くと一時間程で1879mの一の森に到着します。山頂直下には青屋根の瀟洒な姿の一の森ヒュッテが見えます。東には高城山、雲早山へと続く剣山系や不入山から平家平へと続く那賀山系まで一望できます。帰りは一の森を降りた所にあるコルから剣山の北側を巻いて行場の下を通り、刀掛けの松経由で西島に到着します。一の森から1時間程度です。あとは40分程下れば見ノ越に降りられます。

12/1 寒霞渓の馬の背コース 小豆島 日帰り山行
寒霞渓の下山口、裏八景の終点の猪谷を少し入った所から左の尾根に取り付き稜線に上がります。猪谷池を直下に見て、そのまま三笠山方面に続く岩稜の一本道です。左側の谷を登って行くロープウェイを見ながら灌木の茂る凝灰岩の稜線を登ります。ルートは踏跡程度ですがペンキ表示やロープ等もあって迷うことはないでしょう。三笠山の岩壁手前でルートは右側をトラバースして裏八景上部の下山道に合流します。三笠山(寒霞渓頂上)まではあと少しです。登山時間は全部で5〜6時間です。

12/15 鷹羽ケ森(919m) 高知県 日帰り山行
高知県吾川郡いの町勝賀瀬に位置する標高919mの森林の山です。呼び方は(たかはがもり)と呼びます。仁淀川から北側に少し入った前方に集落が見える道路脇に駐車スペースがあります。ここが海抜28mの北谷登山口です。集落を抜け樹林帯を登って山頂までは3時間半程度かかるでしょう。山頂付近は伐採されており四国山地の展望は良いでしょう。下りは尾根続きの展望台に寄って下り、中腹で来た道に合流し戻るのが最短路ですが3時間近くかかるでしょう。標高差が大きいので低山としてはなかなかタフな山です。

1/12 石鎚山(1982m) 愛媛県 日帰り山行
毎年恒例の冬山登山です。気象庁によると12月、1月は平年並みの気温だということですが、最近、長期予報は当たらないので、この冬はどうでしょうか? たとえ新雪が少なくても二ノ鎖以上は凍結しているので、ピッケルとアイゼンは必要です。石鎚ロープウェイから登って夜明峠以降は樹々の霧氷が白い花が咲いたようにきれいです。石鎚山は岩山なので積雪状態によって難易度が変わり、上部で2m以上あると危険な山ですが50cm程度以下なら初心者でも楽しめる冬山入門の山です。トレースがしっかりしていると無雪期よりも楽に歩けます。

1/26 三嶺(1894m) 徳島県 日帰り山行
登山口は祖谷川上流の名頃です。例年だと登山口に雪がうっすら積もっている状態で、上部は50cmから1m程度でしょう。標高差は1000ⅿ余りあるので4〜5時間程度はかかります。山頂直下は急傾斜のトラバースがあるのでピッケル、アイゼンは必要です。特にトレースが無い時は注意しましょう。山頂の展望は360度。雪の多い年は、西側の天狗塚へと続く長大な尾根が真っ白に輝いて素晴らしい眺めです。白い台地に飛び出た三嶺山頂は四国でも折指の美しいピークです。

気象庁の長期予報とは違って、10月下旬の今も夏日が続いています。富士山もまだ初冠雪がなく、北日本の山と奥穂高岳のみとなっています。季節は一ヶ月以上遅れており、紅葉の帯はまだ標高2000mです。すでにほとんどの山小屋は閉鎖し、実質的に秋山シーズンが終わってしまいました。なのに、未だ、秋雨前線が停滞し、台風が日本列島を伺っており天気も安定しません。
そろそろ趣味を山屋から海屋に変えた方がいいのかなと思いますが、ただ、この歳でスキューバダイビングをやると浮かんで来れない気がして前向きになれません。 (久米記)                                 











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2024年10月01日

山行予定 10月~12月

募集中!!{令和06年10月~令和06年12月の月例山行}

10/5~10/6 竜ヶ岳(1099m) 滋賀、三重県境 宿泊山行
竜ヶ岳は滋賀県と三重県にまたがる鈴鹿山脈の御在所岳北方に位置する広大な笹原の山です。山頂付近は360度の展望、さえぎる物はなく開放的な気分で歩けます。最短登山口は稜線続きの石榑峠(いしぐれとうげ)で1時間ほどで登頂できます。アプローチは名神高速の八日市I.Cを降り、421号線を東に向かい、石榑トンネル手前で北の側道に入り、石榑峠まで上がります。峠に駐車スペースがあります。ここから稜線上を北に向かい標高差400m程度で山頂です。なお峠の三重県側は通行止めなので三重県側のキャンプ場へは麓のトンネルをくぐり抜けて行きます。

10/20 金剛山(1125m) 大阪府 宿泊山行
標高1125mの大阪府の最高峰、また日本300名山に指定されています。山というより観光地で大勢の観光客が訪れています。香川の雲辺寺山に似ていますがさらに観光地化しています。四国からのアクセスは非常に不便で、大阪市内の環状線を南下し、堺から河内長野市に入り、混んだ道路を登山口に向かいます。5時間ほどかかります。ロープウェイ乗り場に広い駐車場があります。終点の山頂稜線に着くと、杉林の広い参道を歩き、葛城神社、転法輪寺、葛木岳(金剛山)頂上広場に到着します。麓から歩くと2時間半ほど標高差600mです。

11/3~11/4 三瓶山(1126m) 島根県 1泊2日
三瓶山は東西に長い島根県の中央に位置する古い火山群です。男三瓶山を北端に時計回りに女三瓶山、孫三瓶山、子三瓶山と円を描き、中央には室の内と呼ばれる小さな火口池があります。登山口は東西南北にあり、最も一般的なのは青少年交流の家がある北の原登山口です。ここから男三瓶山の山頂までは1時間35分の登りです。広い山頂はザレやすすきの草原となっており360度の展望が楽しめます。ここから女三瓶山、室の内経由で周回できますが半日コースとなるでしょう。尚、西の原から見る草原越しの三瓶山が最もきれいなので帰りに車で寄ってみるのもいいでしょう。

11/17 剣山(1955m) 徳島県 日帰り山行
剣山に登って次郎笈に行く人は多いのですが、たまには反対側の一の森に行ってみるのもいいと思います。山頂からは次郎笈と太郎笈(剣山)の間に三嶺が挟まれて親子のような姿が楽しめます。剣山山頂部の東の端から3つ程小さなピークを越えて行くと一時間程で1879mの一の森に到着します。山頂直下には青屋根の瀟洒な姿の一の森ヒュッテが見えます。東には高城山、雲早山へと続く剣山系や不入山から平家平へと続く那賀山系まで一望できます。帰りは一の森を降りた所にあるコルから剣山の北側を巻いて行場の下を通り、刀掛けの松経由で西島に到着します。一の森から1時間程度です。あとは40分程下れば見ノ越に降りられます。

12/1 寒霞渓の馬の背コース 小豆島 日帰り山行
寒霞渓の下山口、裏八景の終点の猪谷を少し入った所から左の尾根に取り付き稜線に上がります。猪谷池を直下に見て、そのまま三笠山方面に続く岩稜の一本道です。左側の谷を登って行くロープウェイを見ながら灌木の茂る凝灰岩の稜線を登ります。ルートは踏跡程度ですがペンキ表示やロープ等もあって迷うことはないでしょう。三笠山の岩壁手前でルートは右側をトラバースして裏八景上部の下山道に合流します。三笠山(寒霞渓頂上)まではあと少しです。登山時間は全部で5〜6時間です。

12/15 鷹羽ケ森(919m) 高知県 日帰り山行
高知県吾川郡いの町勝賀瀬に位置する標高919mの森林の山です。呼び方は(たかはがもり)と呼びます。仁淀川から北側に少し入った前方に集落が見える道路脇に駐車スペースがあります。ここが海抜28mの北谷登山口です。集落を抜け樹林帯を登って山頂までは3時間半程度かかるでしょう。山頂付近は伐採されており四国山地の展望は良いでしょう。下りは尾根続きの展望台に寄って下り、中腹で来た道に合流し戻るのが最短路ですが3時間近くかかるでしょう。標高差が大きいので低山としてはなかなかタフな山です。

9月下旬、記録的な猛暑日が続いた夏が終わりました。それでも最高気温は連日30度越え、一ヶ月遅れの残暑がまだ続いています。暑さは10月中旬まで続き、その後は低温傾向になりそうです。今年は実質、夏の期間が6月〜9月の4ヶ月間となり、秋が10月11月の2ヶ月間となって、暦が変わってしまいそうです。山でも残雪が極端に少なく、7月下旬には白馬大雪渓が途中で切れて雪渓上の登山はできなくなりました。半世紀以上、北アルプスに通っていて初めてのことです。残雪の少ない夏山は寂しく高山植物も減少し、温暖化することで高山の鹿害も増加傾向です。では山を愛する者にはいったい何ができるのか?それはせっせと山に通って麓でジビエを食べることではないでしょうか( ^ω^)・・・     (久米記)








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2024年09月01日

山行予定 09月~11月

募集中!!{令和06年09月~令和06年11月の月例山行}

9/8 若杉山(1,020m) 鳥取県 日帰り山行
若杉山は大山の南東部にある標高1021mのカヤトの山です。山頂付近は広く開けており、カヤの草原が広がっています。登山口は岡山県境の鳥取県側にある大谷集落、ここから北東に向かい、林道のコンクリート部の終点に駐車スペースがあり、車7〜8台が駐車できます。登山口の標高が650mあるので山頂までは1時間半程度です。山頂は大山を始め360度の展望を楽しめます。

9/28~9/29 四国登山大会(高月山) 愛媛県 1泊2日
高月山は南予の滑床渓谷の北に位置する標高1229mの自然林の静かな山です。登山口は北側の成川渓谷か、西側のスーパー林道を走って梅ヶ成峠から縦走するかのどちらかです。四国登山大会なので詳細は岳連より連絡があると思います。


10/5~10/6 竜ヶ岳(1099m) 滋賀、三重県境 宿泊山行
竜ヶ岳は滋賀県と三重県にまたがる鈴鹿山脈の御在所岳北方に位置する広大な笹原の山です。山頂付近は360度の展望、さえぎる物はなく開放的な気分で歩けます。最短登山口は稜線続きの石榑峠(いしぐれとうげ)で1時間ほどで登頂できます。アプローチは名神高速の八日市I.Cを降り、421号線を東に向かい、石榑トンネル手前で北の側道に入り、石榑峠まで上がります。峠に駐車スペースがあります。ここから稜線上を北に向かい標高差400m程度で山頂です。なお峠の三重県側は通行止めなので三重県側のキャンプ場へは麓のトンネルをくぐり抜けて行きます。

10/20 金剛山(1125m) 大阪府 宿泊山行
標高1125mの大阪府の最高峰、また日本300名山に指定されています。山というより観光地で大勢の観光客が訪れています。香川の雲辺寺山に似ていますがさらに観光地化しています。四国からのアクセスは非常に不便で、大阪市内の環状線を南下し、堺から河内長野市に入り、混んだ道路を登山口に向かいます。5時間ほどかかります。ロープウェイ乗り場に広い駐車場があります。終点の山頂稜線に着くと、杉林の広い参道を歩き、葛城神社、転法輪寺、葛木岳(金剛山)頂上広場に到着します。麓から歩くと2時間半ほど標高差600mです。

11/3~11/4 三瓶山(1126m) 島根県 1泊2日
三瓶山は東西に長い島根県の中央に位置する古い火山群です。男三瓶山を北端に時計回りに女三瓶山、孫三瓶山、子三瓶山と円を描き、中央には室の内と呼ばれる小さな火口池があります。登山口は東西南北にあり、最も一般的なのは青少年交流の家がある北の原登山口です。ここから男三瓶山の山頂までは1時間35分の登りです。広い山頂はザレやすすきの草原となっており360度の展望が楽しめます。ここから女三瓶山、室の内経由で周回できますが半日コースとなるでしょう。尚、西の原から見る草原越しの三瓶山が最もきれいなので帰りに車で寄ってみるのもいいでしょう。

11/17 剣山(1955m) 徳島県 日帰り山行
剣山に登って次郎笈に行く人は多いのですが、たまには反対側の一の森に行ってみるのもいいと思います。山頂からは次郎笈と太郎笈(剣山)の間に三嶺が挟まれて親子のような姿が楽しめます。剣山山頂部の東の端から3つ程小さなピークを越えて行くと一時間程で1879mの一の森に到着します。山頂直下には青屋根の瀟洒な姿の一の森ヒュッテが見えます。東には高城山、雲早山へと続く剣山系や不入山から平家平へと続く那賀山系まで一望できます。帰りは一の森を降りた所にあるコルから剣山の北側を巻いて行場の下を通り、刀掛けの松経由で西島に到着します。一の森から1時間程度です。あとは40分程下れば見ノ越に降りられます。

今日は8月30日、暑かった夏も暦の上ではあと一日。なのにまだ四国の上を衰えた台風がちょろちょろしています。小さいながらもこの台風、早明浦ダムの水源に500mmの恵の雨をもたらしてくれました。ダムは貯水量が100%を越え、すでに放流を始めています。また、香川県内にも適度な雨を降らせ、どこも90%前後まで回復しています。これで今年はもう水不足の心配はなさそうです。ところで最近の気象庁の論調が少し大げさになってきたように思います。例えば今回も「過去に経験したことのないような強い台風」とか「今すぐ命を守る行動を」とか。しかし、風速は実際には予想の半分程度、そのためにあちこち計画運休で庶民の足が奪われる結果になっています。また、過去のスーパー台風の規模は今回の3倍近く、まったくの比ではありません。庶民生活のことも考えた表現方法が望まれます。      (久米 記)

















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2024年08月01日

山行予定 8月~10月

募集中!!{令和06年08月~令和06年10月の月例山行}

8/4 剣山周辺の沢 徳島県 日帰り山行
アプローチの良い沢はやはり北面の大剣沢でしょう。初心者向けの沢ですが適当に滝もあり、巻路も分かりやすいので楽しめます。入渓は見ノ越下の第二駐車場に車を置き、名頃へ下る道路を暫く歩くと対岸に大剣沢が正面に見える辺りに谷に降りる小道があります。標識はありませんがそれとすぐに分かるでしょう。出合から大剣神社下まで標高差600mの沢登り、3〜4時間程度かかります。沢靴は必須です。

8/10~8/14 越後三山 新潟県 宿泊山行
この時期は暑さとブヨとの戦いになるでしょう。全山藪路と激しい岩稜の登降があり、快適なのは駒ケ岳の上部と中ノ岳の山頂付近だけでしょう。地図上のコースタイムは登山口の枝折峠から駒ケ岳までが7時間、駒ケ岳から中ノ岳までが5時間30分、中ノ岳から八海山の千本檜小屋まで12時間30分、八海山からロープウェイ乗り場までが2時間となっています。通常なら2泊3日で中ノ岳避難小屋、千本檜小屋に泊まることになります。また中ノ岳から下山する場合には十字峡まで標高差1600mを6時間かけて下ります。この時期は稜線上の水場が枯れるので厳しい縦走となるでしょう。雷の発生が多く注意が必要です。

9/8 若杉山(1,020m) 鳥取県 日帰り山行
若杉山は大山の南東部にある標高1021mのカヤトの山です。山頂付近は広く開けており、カヤの草原が広がっています。登山口は岡山県境の鳥取県側にある大谷集落、ここから北東に向かい、林道のコンクリート部の終点に駐車スペースがあり、車7〜8台が駐車できます。登山口の標高が650mあるので山頂までは1時間半程度です。山頂は大山を始め360度の展望を楽しめます。

9/28~9/29 四国登山大会(高月山) 愛媛県 1泊2日
高月山は南予の滑床渓谷の北に位置する標高1229mの自然林の静かな山です。登山口は北側の成川渓谷か、西側のスーパー林道を走って梅ヶ成峠から縦走するかのどちらかです。四国登山大会なので詳細は岳連より連絡があると思います。

10/5~10/6 竜ヶ岳(1099m) 滋賀、三重県境  宿泊山行
竜ヶ岳は滋賀県と三重県にまたがる鈴鹿山脈の御在所岳北方に位置する広大な笹原の山です。山頂付近は360度の展望、さえぎる物はなく開放的な気分で歩けます。最短登山口は稜線続きの石榑峠(いしぐれとうげ)で1時間ほどで登頂できます。アプローチは名神高速の八日市I.Cを降り、421号線を東に向かい、石榑トンネル手前で北の側道に入り、石榑峠まで上がります。峠に駐車スペースがあります。ここから稜線上を北に向かい標高差400m程度で山頂です。なお峠の三重県側は通行止めなので三重県側のキャンプ場へは麓のトンネルをくぐり抜けて行きます。

10/20 金剛山(1125m) 大阪府 宿泊山行
標高1125mの大阪府の最高峰、また日本300名山に指定されています。山というより観光地で大勢の観光客が訪れています。香川の雲辺寺山に似ていますがさらに観光地化しています。四国からのアクセスは非常に不便で、大阪市内の環状線を南下し、堺から河内長野市に入り、混んだ道路を登山口に向かいます。5時間ほどかかります。ロープウェイ乗り場に広い駐車場があります。終点の山頂稜線に着くと、杉林の広い参道を歩き、葛城神社、転法輪寺、葛木岳(金剛山)頂上広場に到着します。麓から歩くと2時間半ほど標高差600mです。

西日本は毎日36度以上の酷暑が続いています。ニュースで外出を控えてくださいとのメッセージが出る中、なかなか山へ行く気など起こりません。おまけにまたもコロナの流行が始まって、インフルエンザまで出る始末。今は週の半分を近場のプールで過ごしています。1時間程度ですが水の中を泳ぐのはとても気持ちの良いもの。ただ水から上がるとぼろ雑巾のようによれよれになります。回復力がなくなったなあとつくづく感じさせられます。私は視覚神経障害でもう仕事には着けませんが、年金暮らしの皆さんは何を生き甲斐にされているのか気になります。家の中で動かないと週単位で筋肉が落ちて行って身体の古傷のあちこちが痛くなります。酷暑さえ収まれば動く気力が起きるのですがねぇ( ^ω^)・・・  (久米記)                                                                     














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2024年07月01日

山行予定 6月~8月

募集中!!{令和06年06月~令和06年08月の月例山行}

7/7 大滝山懇親会 香川県 1泊2日
毎年恒例の大滝山県民の森での夏キャンプです。今年はいつもの旧小学校ではなくすぐ上流にある第一キャンプ場施設で行います。なのでテント泊となります。例年とは少し違うので詳細は水曜会での確認が必要です。夜はホタルが舞い、朝はオオルリやコマドリ、アカショウビンの鳴き声が森に響く素晴らしいロケーションです。

7/13~7/15 焼岳周辺 長野県 宿泊山行
焼岳(標高2455m)は北アルプス南部のリゾート地、上高地の入口にある活火山です。大正池の対岸に聳える美しい姿は上高地のシンボルとして知られています。登山口は上高地、中尾温泉、中の湯とありますが、比較的短時間で登れる中の湯登山口がお勧めです。平湯温泉のアカンダナ駐車場上から中房トンネルを抜け、左に登り、中の湯温泉の少し上部の道路脇に小さな駐車場があり、道路反対側に登山口の標識があります。標高1600mなので3時間余りで山頂に着くでしょう。樹林帯からすぐに森林限界を越え、特に悪い所もなく火山特有の見晴らしのいい登山道が山頂まで続きます。

8/4 剣山周辺の沢 徳島県 日帰り山行
アプローチの良い沢はやはり北面の大剣沢でしょう。初心者向けの沢ですが適当に滝もあり、巻路も分かりやすいので楽しめます。入渓は見ノ越下の第二駐車場に車を置き、名頃へ下る道路を暫く歩くと対岸に大剣沢が正面に見える辺りに谷に降りる小道があります。標識はありませんがそれとすぐに分かるでしょう。出合から大剣神社下まで標高差600mの沢登り、3〜4時間程度かかります。沢靴は必須です。

8/10~8/14 越後三山 新潟県 宿泊山行
この時期は暑さとブヨとの戦いになるでしょう。全山藪路と激しい岩稜の登降があり、快適なのは駒ケ岳の上部と中ノ岳の山頂付近だけでしょう。地図上のコースタイムは登山口の枝折峠から駒ケ岳までが7時間、駒ケ岳から中ノ岳までが5時間30分、中ノ岳から八海山の千本檜小屋まで12時間30分、八海山からロープウェイ乗り場までが2時間となっています。通常なら2泊3日で中ノ岳避難小屋、千本檜小屋に泊まることになります。また中ノ岳から下山する場合には十字峡まで標高差1600mを6時間かけて下ります。この時期は稜線上の水場が枯れるので厳しい縦走となるでしょう。雷の発生が多く注意が必要です。

9/8 若杉山(1,020m) 鳥取県 日帰り山行
若杉山は大山の南東部にある標高1021mのカヤトの山です。山頂付近は広く開けており、カヤの草原が広がっています。登山口は岡山県境の鳥取県側にある大谷集落、ここから北東に向かい、林道のコンクリート部の終点に駐車スペースがあり、車7〜8台が駐車できます。登山口の標高が650mあるので山頂までは1時間半程度です。山頂は大山を始め360度の展望を楽しめます。

9/28~9/29 四国登山大会(高月山) 愛媛県 1泊2日
高月山は南予の滑床渓谷の北に位置する標高1229mの自然林の静かな山です。登山口は北側の成川渓谷か、西側のスーパー林道を走って梅ヶ成峠から縦走するかのどちらかです。四国登山大会なので詳細は岳連より連絡があると思います。

MTOKさんが昨日(6/22土)に日本百名山を完登されました。おめでとうございます。屋久島の宮之浦岳だったので、きっと感慨深かったことでしょうね。さて、この日本百名山、誰が決めたのかというと作家の深田久弥氏で、1964年7月に日本百名山として初版を発刊しています。選定の基準として「山の品格」「山の歴史」「個性のある山」、そして付加的条件として標高1500m以上(例外筑波山876m、開聞岳924m)を挙げています。山好きの人しか読まなかった比較的マイナーなこの本を世間に広めたのがNHKで、時期的には今から20年程前、映像化した影響は大きく日本百名山ブームを引き起こしました。結果、登山客が大幅に増え、山小屋が混雑し宿泊代は高騰、静かな山歩きはできなくなりました。視聴率を求める余りにオーバーツーリズムを招くような行動は控えて欲しいものです。以前、槍ヶ岳直下で会った韓国人50人の団体の振る舞いには目に余るものがありました。大声をあげながら道など譲らず、あきらかに登山マナーを知らない観光客だと分かりました。そしてゴミ屑があちこちに…。上高地は観光客で溢れ、落ち着ける場所などなくなりました。ところで、事の良し悪しはともあれ、深田久弥氏の著書は山の魅力溢れるものでした。昭和36年初版の「わが愛する山々」や「瀟洒なる自然」「山頂での憩い」など山のバイブルとして読み漁ったものでした。そして、そこから「田淵行男・秋谷豊・西丸震也・白旗史郎」など昭和の文人、写真家などを知り、山への憧れがどんどん広がって行きました。そして山へ・・・    (久米 記)













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2024年06月01日

山行予定 6月~8月

募集中!!{令和06年06月~令和06年08月の月例山行}

6/2 船通山 鳥取県・岡山県 日帰り山行
船通山は島根、鳥取県境に位置する1142mのなだらかな山です。アプローチは松江市から国道、県道を南下、標高700m地点に駐車場があります。鳥上滝コースはよく整備され山頂まで1時間半程で登れます。山頂は芝の広場になっており、360度の展望が楽しめます。天気が良ければ大山や中国山地の山々が一望できるでしょう。

6/16 港南台アルプス 岡山県 日帰り山行
港南台アルプスとは岡山県児島湾干拓地の南側に位置する里山を周回するコースです。北側の宮浦駐車場から剣山(277m)-天目山(240m)-貝殻山(288m)-八丈岩山(281m)-宮浦駐車場と周回します。総距離12.8km、累積標高差930m、歩行時間約7時間程かかります。初夏では汗だくになるので剣山-貝殻山までの半分に留めておけば歩行時間4時間程度で周回できます。海沿いなので瀬戸内海を横目にこの地区独特の風化した花崗岩の奇岩怪石が見られます。なお最寄りのI.Cは児島I.Cです。

7/7 大滝山懇親会 香川県 1泊2日
毎年恒例の大滝山県民の森での夏キャンプです。今年はいつもの旧小学校ではなくすぐ上流にある第一キャンプ場施設で行います。なのでテント泊となります。例年とは少し違うので詳細は水曜会での確認が必要です。夜はホタルが舞い、朝はオオルリやコマドリ、アカショウビンの鳴き声が森に響く素晴らしいロケーションです。

7/13~7/15 焼岳周辺 宿泊山行
焼岳(標高2455m)は北アルプス南部のリゾート地、上高地の入口にある活火山です。大正池の対岸に聳える美しい姿は上高地のシンボルとして知られています。登山口は上高地、中尾温泉、中の湯とありますが、比較的短時間で登れる中の湯登山口がお勧めです。平湯温泉のアカンダナ駐車場上から中房トンネルを抜け、左に登り、中の湯温泉の少し上部の道路脇に小さな駐車場があり、道路反対側に登山口の標識があります。標高1600mなので3時間余りで山頂に着くでしょう。樹林帯からすぐに森林限界を越え、特に悪い所もなく火山特有の見晴らしのいい登山道が山頂まで続きます。

8/4 剣山周辺の沢 徳島県 日帰り山行
アプローチの良い沢はやはり北面の大剣沢でしょう。初心者向けの沢ですが適当に滝もあり、巻路も分かりやすいので楽しめます。入渓は見ノ越下の第二駐車場に車を置き、名頃へ下る道路を暫く歩くと対岸に大剣沢が正面に見える辺りに谷に降りる小道があります。標識はありませんがそれとすぐに分かるでしょう。出合から大剣神社下まで標高差600mの沢登り、3〜4時間程度かかります。沢靴は必須です。

8/10~8/14 越後三山 新潟県 宿泊山行
この時期は暑さとブヨとの戦いになるでしょう。全山藪路と激しい岩稜の登降があり、快適なのは駒ケ岳の上部と中ノ岳の山頂付近だけでしょう。地図上のコースタイムは登山口の枝折峠から駒ケ岳までが7時間、駒ケ岳から中ノ岳までが5時間30分、中ノ岳から八海山の千本檜小屋まで12時間30分、八海山からロープウェイ乗り場までが2時間となっています。通常なら2泊3日で中ノ岳避難小屋、千本檜小屋に泊まることになります。また中ノ岳から下山する場合には十字峡まで標高差1600mを6時間かけて下ります。この時期は稜線上の水場が枯れるので厳しい縦走となるでしょう。雷の発生が多く注意が必要です。

山行計画の越後三山を書いてるときに、遥か45年前の若かりし頃、この地域にのめり込んだ時のことを思い出しました。具体的には巻機山から北上する上越国境の未だ道のない下津川山や小沢岳、丹後山から利根川源流の大水上山、兎岳、そして、そこから分岐する越後三山、荒沢岳、平ヶ岳など、登山時期が限られる地域です。2000m前後の中級山岳ですがその難易度は北アルプスを上回ります。特に越後三山の沢登りは国内屈指の難易度で、オツルミズ沢などの駒ケ岳稜線に食い込む谷は200m、100mといった急峻なスラブに囲まれた滝が連続し、谷川岳一ノ倉沢に匹敵する険しさです。一方、稜線は国内随一の豪雪の為、深い藪と湿原になっています。初夏には豊富な残雪が雪稜となって藪を埋め、快適なルートを提供してくれるし、秋には緑の笹原に真っ赤なナナカマドやミネカエデの紅葉が映え、絵具をまき散らしたような原色の風景が楽しめます。もう一度行ってみたい場所がたくさんありますが、体力の無くなった今では八海山や駒ケ岳の日帰り登山がやっと。荒沢岳や平ヶ岳などは登れるけど山頂で息絶えるような状態です。整備された無人小屋と水場が山頂にあればその気になれるんですがね( ^ω^)                   (久米 記) 
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2024年05月01日

山行予定 5月~7月

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5/3~5/6 守屋山・諏訪山 長野県 宿泊山行
諏訪I,Cから152号線に入り、杖突峠(1250m)が守屋山(1651m)の登山口です。登山道はしっかり整備され2時間程で360度の大展望が待つ山頂に到着します。一方、諏訪山はアプローチも長く登山道も峻険でかなり大変な山です。累積標高差は1300m、往復7時間程度かかります。長野からR299を走り十石峠を越えて群馬県側に降り、浜平鉱泉跡が登山口です。登山道は荒れており注意が必要です。

5/19 西赤石山 愛媛県 日帰り山行
最近は暖冬が続きアケボノツツジはゴールデンウィークに咲くことが多くなっています。西赤石山は名所となっていますがこの頃はすでに終わっているかもしれません。ツガザクラやアカモノも花は終わっているでしょう。ただ四国には珍しい落葉松の新緑がとてもきれいです。登山口は別子ダム下の日浦登山口(標高820m)。ここから小足谷川沿いに鉱山の歴史遺物を見ながら3時間半ほどで標高1626mの西赤石山頂に到着です。360度の展望台で眼下の瀬戸内海の碧さが特に目を引きます。

6/2 船通山 鳥取県・岡山県 日帰り山行
船通山は島根、鳥取県境に位置する1142mのなだらかな山です。アプローチは松江市から国道、県道を南下、標高700m地点に駐車場があります。鳥上滝コースはよく整備され山頂まで1時間半程で登れます。山頂は芝の広場になっており、360度の展望が楽しめます。天気が良ければ大山や中国山地の山々が一望できるでしょう。

6/16 港南台アルプス 岡山県  日帰り山行
港南台アルプスとは岡山県児島湾干拓地の南側に位置する里山を周回するコースです。北側の宮浦駐車場から剣山(277m)-天目山(240m)-貝殻山(288m)-八丈岩山(281m)-宮浦駐車場と周回します。総距離12.8km、累積標高差930m、歩行時間約7時間程かかります。初夏では汗だくになるので剣山-貝殻山までの半分に留めておけば歩行時間4時間程度で周回できます。海沿いなので瀬戸内海を横目にこの地区独特の風化した花崗岩の奇岩怪石が見られます。なお最寄りのI.Cは児島I.Cです。

7/7 大滝山懇親会 香川県 1泊2日
毎年恒例の大滝山県民の森での夏キャンプです。今年はいつもの旧小学校ではなくすぐ上流にある第一キャンプ場施設で行います。なのでテント泊となります。例年とは少し違うので詳細は水曜会での確認が必要です。夜はホタルが舞い、朝はオオルリやコマドリ、アカショウビンの鳴き声が森に響く素晴らしいロケーションです。

7/13~7/15 焼岳周辺 長野県 宿泊山行
焼岳(標高2455m)は北アルプス南部のリゾート地、上高地の入口にある活火山です。大正池の対岸に聳える美しい姿は上高地のシンボルとして知られています。登山口は上高地、中尾温泉、中の湯とありますが、比較的短時間で登れる中の湯登山口がお勧めです。平湯温泉のアカンダナ駐車場上から中房トンネルを抜け、左に登り、中の湯温泉の少し上部の道路脇に小さな駐車場があり、道路反対側に登山口の標識があります。標高1600mなので3時間余りで山頂に着くでしょう。樹林帯からすぐに森林限界を越え、特に悪い所もなく火山特有の見晴らしのいい登山道が山頂まで続きます。

今月も寒暖の差が激しく、冬になったり夏になったりと身体がついていけません。ただ全体としては気温は高めに推移していて山の残雪は少なめのようです。今年も北アルプスの夏山の最盛期が8月上旬から7月中下旬に変わりそうです。残雪のない高山の夏は花も少なく寂しいもの。この頃に梅雨明けしてくれれば美しい山岳展望が楽しめるのですが、今年はどうでしょうか。
ところで、今年は山小屋やキャンプ場の予約が例年にも増して大変そうです。コロナ前までは行き当たりばったりで泊めてくれた山小屋が、今では宿泊人数を絞り、予約なしでは泊まれません。人気の山小屋では早めに予約を入れた方がよさそうです。また、料金も¥14,000前後と高止まりしていて、ここでもオーバーツーリズムが止まりません。悪天候の際はどうしたら良いものか、末期的登山者の私としては困惑しています。今年は夏を外して、初夏の鬼怒沼湿原とか奥日光のマイナーな山、根名草山、錫ヶ岳付近を彷徨ってみようかと思っています。人の多い山はだんだんと苦手になる歳になってきました。静かでゆったりと楽しめる山が性に合っているようです。                                             (久米 記)



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